知らないとマズい?株式投資初心者向け「ストキャスティクス」
こんにちは、Kanonです。
今回お伝えしたいのは
「ストキャスティクス」
投資家であれば一度は耳にしたこともありますでしょう。
ストラディバリウスではないですよ←
これもオシレータ系の分析手法です。
以前にもお話してますがオシレータって
どんなものか覚えてらっしゃいますか?
そう。
RSIなどと同じく相場の売られすぎや買われすぎを判断する指標です。
「ストキャスティクス」には
ファーストストキャスティックス
スローストキャスティクス
の二種類が存在します。
ファーストストキャスティックスは
「%K」と「%D」の2本のラインを利用します。
主に短期売買に適しておりますが
ダマシも多くありますので注意が必要です。
上記を補うのがスローストキャスティクスで
「Slow%K」と「Slow%D」の2本のラインを利用します。
ストキャスティクスとは主にコチラを言います。
買いサイン
「Slow%D」が0~20%にある時は、“売られすぎゾーン”。
0~20%で「Slow%K」ラインが「Slow%D」を下から上に抜ける
(ゴールデンクロス)と“強い買いシグナル”。
売りサイン
「Slow%D」が80~100%にある時は、“買われすぎゾーン”。
80~100%で「Slow%K」ラインが「Slow%D」を上から下に抜ける
(デッドクロス)で“強い売りシグナル”。
それでは早速チャート(日足)を使ってみてみましょう!
上記のチャートをストキャスティクスで見てみると
非常にわかりやすいですね。
ゴールデンクロス、デッドクロスが
わかりづらかったりもしますので
“ゾーン”に入ったら売買タイミング
だと思っていただいて結構です。
上記チャートの様に値動きのある銘柄であれば
ある程度信頼できる指標となりますが、
横ばいが続くような銘柄である場合は
信頼性に欠けてしまうことから短期向きであると言えますね。
折れ線がたくさんあるから難しそうに見えますけど
実はこんなに簡単なんですよ。
売買タイミングが半年間で実に三回到来しており、
そのどれもが強いサインだけを信頼して売買を行った場合、
この銘柄での取り組み勝率はなんと100%。
しかも、
資産は半年で二倍になってる計算になります。
振り返ってみてください。
チャートだけを見て売買判断をしてしまうと
10%も利益が出た場合はきっと売ってしまっていたことでしょう。
もしかしたら5%でも売ってるかもしれませんよね。
しかし、人間の心理を反映しないデータ指標を見ることで、
実に爽快な結果を出すことが可能になるかもしれません。
チャートだけを見ていても売買タイミングはぼやけてしまいます。
複数のテクニカル指標を“正しく”用いることで
短期売買での勝率をアップすることが出来るでしょう。
今回はここまでとなります。
お読みいただきありがとうございます。
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