青ネギと白ネギ

ネギには青ネギと白ネギがあります。

九条ネギは青ネギです。
深谷ネギ、下仁田ネギは白ネギです。

青ネギのことを「葉ネギ」、白ネギのことを「根深ネギ」ともいいます。
西日本では青ネギが、東日本では白ネギが好まれるようです。

消費者の嗜好だけではなく、西日本と東日本の地質の違いもあるそうです。

大根には青首大根と白首大根があります。

市場に出回っている大根のほとんどが青首大根だそうです。
伝統的な練馬大根や三浦大根は白首大根の仲間です。

青首大根は成長すると地上に伸びてきます。
そのため畑から引き抜きやすいのが特徴です。

白首大根は地中に向かって伸びていきます。
しかも真ん中の部分が太くなっています。

ですから畑から引き抜くのが大変です。
そのため白首大根が生産されなくなってきたそうです。

アスパラガスにはグリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスがあります。

グリーンとホワイトは栽培方法の違いによるものです。
品種が異なるわけではありません。

土寄せして陽に当てないように栽培するとホワイトになります。
いわゆる軟白栽培です。

以前は主に缶詰用に栽培されていたそうです。
今は生のホワイトアスパラガスも人気があります。

春の味覚として愛されています。