見出し画像

ギターの話②

どうも、かのきおです。

最近すっかり某ウィルスの影響でライブ活動もできず、スタジオにもろくに入れていないのですっかり指がギター弾きからコントローラー持ちになってしまっております。

では前回の続きから

パワーコードが楽過ぎて・・・

ギターを弾かない人に「パワーコード」といってもなんじゃらほい?な感じだと思いますが、かのきお的に言うなら「簡単に気持ちよくなれる魔法のコード」
多分ギターを弾いて最初に挫折する「Fのコードが押さえられない」というあるあるを聞いたことがある人は結構いるんじゃないでしょうか。
このFコードの難しいところは人差し指のセーハ(指一本で1-6弦を押さえるテクニック)が辛くてちゃんと音が出ないんですよね。指に均等に力をかけてすべての弦から綺麗な音を出すのが難しい。
ちなみにかのきお流セーハは、人差し指の右側の固いところを使って押さえるという我流の為おすすめはしません。なぜこうなったかはまた今度。

これは中学生のかのきお少年にはまだ難しくて、「うーん、うまく弾けないなぁ」と思ってたところ、前回のギターの話①で書いた「BOOWY SINGLESのスコア」に書いてあったパワーコードを発見。弾いてみたら「ぬぉぉ!CDと同じ音が出てる!!」となったのです。

※パワーコードとは

パワーコードはコードの構成音から「ルート」の音と「5度」の音だけを弾くギター奏法のことで、4-5弦のパワーコード、5-6弦のパワーコードの2種類が存在。またコード構成音の「3rd」の音が入っていないためサウンドに勢いとパワー感が生まれ、メジャー/マイナーどちらのコードでも使用することができる。
つまり、簡単にコードを鳴らすことができる!

難しいFのコードを押さえる必要がなく、指2本だけでコードが鳴る。
普通であればF→G→Aとコードで弾くにはそれなりに指を4本使って動かさなきゃならないのに、指2本を6弦の1フレットと5弦の3フレットを押さえてそこから横に2フレットずつ動かすだけで出来ちゃうんですもの。
しかも右手で弦を軽く触る(ブリッジミュート奏法)とあら不思議。かっこいいズンズンズンズンっていう「刻み」ができるじゃありませんか!

かのきお少年はこの沼にハマり、見事にギターを弾いているのに頭から「コード」と「メジャー・マイナー」という概念が無くなり、「俺弾けてるー!」というシンプルなロックしか弾けない体になっていくのでした。

ここで自分が感じた「パワーコードから入ったメリット・デメリット」を幾つか書いていきます

パワーコードの「メリット」

・簡単かつかっこよく弾けるのでギターが大好きになる←これ大事
・コードの響きではなくルート音で覚えるので、曲を一度聴いてなんとなくで弾けるようになる

パワーコードのデメリット

・コードの概念がないのでコード名を覚えらず、タブ譜がないと弾けない(ギタースコアで歌詞とコードだけ載ってるやつは対応できない)
・コードの構成がまったくわからない(7thの意味やメジャーマイナーの違いなど)
・アルペジオなどの他の奏法が身につかない
・アコースティックギターに対応できない

まだまだありますが、とりあえず。

最大のメリットはギターが大好きになったことですね。もしコードや理論から入っていたら嫌いになっていた可能性が高い。
しかしデメリットはその後に多大な影響を及ぼします。この件についてはまた次の記事でお伝えします。

そんなかのきお少年がどんなギタリストとして成長していくのか。

それではしたっけ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?