見出し画像

まずはじめに ー当noteは配信者へおすすめしない…のもある

必ず読んでください♡

 VTuber(以下VT)界隈でも主に個人で配信している人達の今を収集して、自分の思った事や考えたことを自分のために残す事が主たる目的。
 なので現在配信している人、配信者で私を知っている人はこのノートを見ないことをおすすめする。
 現在配信している人達の配信スタイルを否定する気は無く、ただ自分の頭の中の整理のために書き記しているだけだが、人によっては気分を害する危険が大いにあるからだ。
 今後書き記していく内容は、視聴者として元配信者として見てきた、配信界隈の文化的変遷とそれに翻弄される両者の立場から見えたギャップ。
 私が見に行っている配信者の人達や、今配信を楽しんでいる人達の配信スタイルやアイデンティティを否定する意味で記事を書くつもりはない。
 しかし、内容によっては、配信者であるあなたの方向性を否定する意見に聞こえたり、悩みを肥大させてしまう恐れがあり、それは私が最も望まないことだ。
 それを十分理解してほしい。理解して、この記事以外は読まないでほしい。
 ただし、リスナーという立場で同じようにこの界隈の文化的成り立ちに興味を持っている人達には是非とも読んでいただいて、感想や考えをお聞かせ願いたい。

VT界隈に興味を持った

 自分も配信者だった。それはもう、古の配信者で三葉虫だ。
 配信をやめた後もゲーム実況を主に、様々なゲームへの反応や配信者を中心とするネット文化は追い続けた。
 ただ、VTに関してはいまいち興味を持てなかった。そもそも混沌としすぎて未熟だったこともあり、実況配信などの一形態でしかなかった。
 キズナアイとかミライアカリ以降、ホロライブ・にじさんじが台頭してきた頃、ここに大きな転換点があると私は考えている。
 まず配信が編集込の動画形式から、垂れ流しの生配信形式に主軸が移ったこと。そして、外側のキャラクターに演者が合わせるのではなく、演者がキャラクターを操作するようになったこと。
 配信形態の変化は、これまでの配信コストをドチャクソ下げた。10分の動画編集でもかなりの労力がかかり、さらに編集に関するセンスや専門知識も必要だった故、とても敷居が高いと思われていた。
 また、キャラクターに関しては、キャラクターがキャラクターとして動画を配信していたのが初期のVTで、演者とは可分の存在だった。
 この可分性は様々なメリットが存在していたにも関わらず、またたく間に崩壊する。プロ(それに準ずる)演者から、おもしろ配信者に中身が切り替わっていったから。それもすごいスピードで。
 中身(あえてそう言う)がキャラクターの殻を破って、キャラクターが中身のフレーバーテキスト化した頃、私はこの世界に興味を持ち始めた。

個人VTもたけなわですが

 今VT界隈はどうなっているんだろう。興味を持って私が潜ったのは個人VTと言われる、俗に箱と呼ばれる企業に所属していない、個人で活動しているVTの世界だ。
 大手に関しては、自ら情報収集しなくても勝手に耳に入ってくるので潜る必要がない。
 潜らなきゃわからない世界は潜るしかないだろう、ということで潜ってみたが、これが想像以上に深い。底が見えん。
 しかも裾のがとんでもなく広い。センシティブな内容でない限り、あらゆる癖が網羅されてる。
 ニコ生が最盛期を迎えて、ネットで動画配信する敷居がバチクソ下がった状況と同じで、個人で気軽にVT活動出来るようになったが故に雨後の筍状態になった。
 ニコと違うのは、配信が目的ではなく手段になっている個人が思ったより居るという点。
 ただし、企業ほどコンプライアンスが確立している訳でもなく、ものすごく混沌としている。
 これは良いぞ、このカオスは久しくみていなかった世界だ。
 個人VTの世界にあるネットの波に揺られつつ、今日も孤独のグルメの如く、前情報もなく配信に飛び込む。
 チャンネル登録数、視聴者数、配信内容、キャラクターの面構え、全て関係なく飛び込んで見る。
 その中で俺の癖に刺さる人のチャンネルを登録し、考えが面白い人を追跡する。今日も深い深いVTのブルーホールに飛び込む。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?