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400字で分かる落語:「行燈・按摩」

118:行燈(あんどん)
【粗筋】 大量の行燈を積んだ荷車が通る。しばらくするとまた、行燈を山のように積んで行く。どうしたんだろうと思っていると、また行燈……
「どこかでよっぽど日の暮れる所があるらしい」
【成立】 桂米朝がマクラで演った。

119:按摩(あんま):その1
【粗筋】 長屋で一人暮らしの按摩の所へ泥棒が入るが、按摩に色々話をされて改心する。「あたしがねじけた根性をもみほごしてやりました」
【成立】 村上元三の作品を、林家彦六(正蔵(8))が演った。泥棒に気付く按摩の台詞から始まり、最後まで按摩の一人語り。録音が残っていないのが残念。誰か受け継いでいないかなあ。
※「按摩」は一般に使用を禁じる言葉だが、落語文化の記録のためそのまま使用します。


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