【液体小説 のほほんとコパカバーナ】
PART5 サヨナラの手紙 2
Dear 耀ニ
もしこの手紙が着く頃、いつも通り私が耀二の隣で笑っていたらすぐに破って捨ててね。でも多分そんなことはないと思うから、あなたは最後の最後までこんな私の独り言につき合うはめになるのね・・
ところで元気だった?
しばらく逢ってなかったし、若くて可愛い恋人のことで耀二も忙しそうだから私の事なんかとっくに忘れちゃってたでしょ。
私はほとんど一人だった。
耀二に嘘ついて新しい恋を探そうとしたけど結局何にも見つからなかったし、仕事は結構順調