大判印刷業者を比較してみた<前篇>
記事の更新が滞っていました。
10月に渋谷のギャラリー・ルデコのグループ展に出展するため、締め切りに追われる日々を過ごしています。その最中でA1用紙やB0用紙に印刷して展示したい!と思いたちました。
しかしながら、大判サイズともなると自力で印刷は厳しく、アウトソーシングになるなあと思い。写真展用の半光沢用紙ので引き受けてくれる業者の値段を調べました。
ラスクル
入稿:CMYKのみ
紙厚 0.22mm
プリンターの情報公開 無し
A3 1,841円
A1 3,030円
B0 5,127円
B0用紙の料金が納期が1週間とはいえとにかく安いというのが第一印象。大判印刷のベンチマークかな?用紙はEpsonの薄手光沢のイメージにちかい予感がします。
大判プリントの達人
入稿:CMYKのみ
用紙の厚さ 0.19mm
プリンターの情報公開 無し
A3 1,963円
A1 2,656円
B0 5,544円
A1サイズの料金が納期1週間の場合ラスクルより値段が安い。紙の厚さが気になるくらい。やすさを追求するなら有力候補の1つだと思います。
プリオ
入稿:RGB Ok
用紙の厚さ 0.25mm
使用プリンター EPSON SC-P10050
A1 4,378円
B0 13,134円
RGBで入稿Okがうれしい。プリンターも何を使用しているか表記がある。用紙も高品質で良いなあと思う。A1用紙の印刷がダントツで安い。送料込みでスピード納品かつ品質保証なのが良いと思う。ポイント割引があるのでリピーターに優しい印象があります。
e1印刷
可(adobe RGB 別メニュー)
用紙の厚さ:0.27mm
使用プリンターの情報 EPSON PX-H10000 or PX-H6000 or SC-PXVL
A3 2,500円
A1 5,100円
B0 10,700円
印刷用紙をバリエーション多く選べることができるのが特徴ですね。RGB入稿の際、sRGBとAdobeRGBを別で選べるのがよい。印刷の解像度までえらべる痒いところまで手が届く親切さが素敵。さらに無料のサンプル印刷もあり好印象。B0サイズになると不思議なことにプリオと値段が逆転する不思議現象です。商品料金が一定金額以上になると送料無料も嬉しい。印刷するだけなら納期もはやいので、有力候補の一つです。
フォトプリ
入稿:RGB 可
用紙の厚さ:0.27mm
使用プリンターの情報 無し(2880×1440dpiで印刷の情報の記載のみ)
A3 2060円
A1 5500円
B0 13060円
出力プレビューとテスト印刷のオプションがあるところがよい。選べる用紙のバリエーションが、今回紹介した業者の中で一番多いのが圧倒的な強み。サンプル印刷のメニューがあるのも素敵。色補正のメニューも有り、展示用に額装のサービスまである。こだわりの1枚を印刷するのであれば良いと思います。写真展の紹介をSNSでバックアップしてくれるサービスがある
ピクトリコプリント工房
入稿 RGB 可
用紙の厚さ 0.295mm
使用プリンター情報 Canon image PROGRAF PRO-4000,EPSON SC-P9050G
A3 1,980円
A1 6,160円
B0 12,100円
色校正 1回 2,420円
当然ながら、ピクトリコの用紙に限定される。とはいってもバリエーションが多く、選択に迷うくらいなので、私のような初心者の場合は用紙の選択の相談に応じてくれるサービスはありがたいです。(予約が必要)色校正等のオプションサービスが充実している。欠点はクレジットカードの精算の場合は店頭のみ(両国)での受付になる点、送料が他と比べて高いくらいかなと思う。なぜかここもA3とB0サイズになると値段がやすくなる不思議マジック。時間が取れるのであれば、最有力候補の1つになるとおもいます。
クリエイト銀座 (フジフィルムプロラボ) <番外編>
銀塩プリント方式
A3 2,970円 <納期 5日>
A1 19,580円 <納期 11日>
B0 41,580円 <納期 16日>
ここに頼めば最高品質とよくインターネットの特集で紹介されるラボの1つ。CPプラスで紹介しているぐらいの力のいれようはやはりフィルムで売ってきた会社だなと思います。品質もすばらしいが、お値段も素晴らしいの一言です。
最後までよんでいただきどうもありがとうございます。
写真展のお知らせ
「2B&H2023」
期間 10/10-10/15
11:00-19:00(最終日 17:00まで)
場所 渋谷 ギャラリー・ルデコ 4階
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