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鬼は追い出さなくていい

節分。
明日は立春で1年の始まりだから、文字通り季節を分ける節目の日だ。

「鬼は外、福は内」
毎年定番の豆まき。

鬼伝説があり「鬼のまち」として知られる京都府福知山市では、「節分で終追われる鬼たちよ、集まれ!」というコンセプトの鬼鬼祭が開催されるそうだ。さらに、鬼も喜んで食べられる「おにさんこちら」という豆菓子も発売し、「豆を投げない」節分文化を目指しているらしい。

退治してそれっきり…の鬼を放っておかないで、心寄せるところに心惹かれ、排除しない節分っていいなと感じた。

「鬼」と「福」をカタカムナの思念表で読み解いてみた。

じゃあ、「鬼」とは何か?

オ:奥深く
二:圧力
→ 奥深くの圧力

自分の内側の、奥深くにあるギューっと圧縮されたもの。
あの時の「辛かった記憶」や「そこに纏う感情」のことなのかもしれないし、人には見せられない自分の「醜い部分」なのかもしれない。

だとしたら、鬼は自分の一部

数霊は40+32=72
「調和を求める振動」と私は読み解いた。
ただ在ると認めて欲しい…自分の声のような気がした。

「福」はどうだろうか。

フ:増える・負・振動
ク:引き寄る
→振動するところに引き寄るもの

数霊は2+11=13「広がり」

「吹く」も「拭く」もフク。
行動することで、周りに広がっていくもののようだ。


節分は雪解け

読み解きをもとに考えると…
「鬼は外」とは、
「鬼を追い出す」と言うよりは、「解き放ってあげる」イメージが湧く。もう握りしめなくていいと思うものを、手を開いて、解放してあげる。
何だか、子鬼たちがいきいきと飛び出して行きそうだ。

「福は内」
「福を取り込もう」と言うよりは、「幸せを広げる」イメージがする。
それが、自分を、周りを充たすことに繋がりそうだ。

「鬼は外、福は内」から「自分の中の鬼が放たれ、自分発信で福が広がる」、そんな裏メッセージが読み取れる。

節分はまるで雪解けだ。
厳しい冬を越えて、雪解けの中に新芽が顔を出している。
明日は立春。新たな気持ちで、心身ともに健やかに過ごせますようにと願う。

暮らしの中で感じる言霊

言霊と聞くと、偉人の名言やお経や祝詞、呪文のような何か特別なものを想像する方もいるかもしれません。
それだけではなく、暮らしの中で発する私たちの言葉から感じるものだと私は考えます。

カタカムナって何?
言霊って何?
どうやって言葉を読み解くの?

そう思った方はぜひお話会にご参加ください。
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