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【壊獣カグヤ】MD2月環境メモ書き(2023.2.14)


2月ランクマッチ環境のふんわりとした感想。


先月のあらまし




1.2/14からの新カード実装、およびリミットレギュレーション改訂に伴う環境の変化


カグヤが元気になってきました。うれしい。


制限改訂にてユニオンキャリアー、餅カエルが禁止になりました。
発表時点ではランクマッチ環境中には斬機、神碑、烙印デスピアとの遭遇率が高くそれらのデッキが使うカードではなかったので、次回セレクションパックでスプライトが実装されるのではともっぱらの噂でした。


ディメンション・アトラクターが準制限
になりました。
カグヤに直接の影響があったカードです。紙の方では先んじて準制限になっています。サイド後に積めるデッキと積めないデッキの格差が大きすぎるとかそんな理由だったような気がするので、メイン一本勝負のマスターデュエルで後追いするとは思いませんでした。
とは言え規制されちゃったものはしょうがないですし、初手にひく確率もゲームの途中で引いて腐る確率もどっちも下がってるのでそれほど気にしなくてもいいかもしれません。2枚しか入ってなくても強いカードだと思いました。


隣の芝刈りが準制限
になりました。
大流行することこそないものの芝刈りデッキはマスターデュエル開始時から一貫してある程度の数存在していましたし、芝刈り弾けたか否かにゲームの勝敗が関わり過ぎていた気もするのでしょうがないのですかね?カグヤ的には追い風です。


ダイナレスラー・パンクラトプスが解禁
されました!??
最強の後手生物です。ターン1があるので3枚はちょっと腐るかななんて思っていたのですがそんなことは些細な問題でした。大半のゲームでほしいですし、初手6枚中3枚ならともかく2枚パンクラはかなり強い手札の可能性もあると思います。
明確な強化だったと思います。正直アトラクターを1枚失った分を補って余りある気がします。びっくりするほど強いです。


永続罠のセンサー制限強化はまあいつものことだと思います。
1枚で詰み系の置物は制限改訂のたびにちょっとずつ減らされています。

その他エルドリッチのパーツが増えています。当たるとかなり厳しいので強化はとてもつらいのですが幸いなことに今月セレクションパック追加前後どちらでも1度しかあたりませんでした。
低速コントロール系を好む方は神碑を回してる感じですかね。


セレクションパックと同時に適用されるレギュレーションにて、心変わりが制限カードになりました。禁止カードからの復帰です。コントロール奪取は魔法での捲り札として全除去と比べてこちらの打点にも換算できる場合があるので割と好きです。三戦のことですけども。使うかもしれません。


2/14に新セレクションパックが実装され、スプライトがテーマとして追加されました
紙のゲームでかなり環境を荒らしたそうですが、マスターデュエルでは事前にハリファイバー、ユニオンキャリアー、餅カエルが禁止されているのでどんなもんでしょうか。他テーマとの接続を良くするスプリンドもいまだ実装されていません。

スプライト以外にも、エクソシスターやPUNKにも新規が追加されているようでした。
マルファやディアノートは紙のゲームでも見かける生物なので今後増えてくるかもしれません。

2/14までの分布は、斬機、烙印デスピア、神碑が多数派を占め先月とほぼ変わりない雰囲気です。斬機は基本ギミックで頑張り、烙印デスピアをメタってなんとかし、神碑は祈りです。

2/14以降は新規実装補正もあるのでしょうが、スプライト入りのデッキが圧倒的大多数で、大きく水をあけて斬機、神碑、ふわんだりぃずがちょろちょろといる雰囲気です。
スプライトの中でも初日は大半がイビルツインとのハイブリットでした。



ツインスプライト相手はまあまあ勝てそうでよかった



2.採用カード、不採用カードなど



久々に強貪壺


2/14、ツインスプライトの大群に揉まれているうちにこんな感じになりました。
D4から2を抜けるところまでそんなに負けなかったのでツインスプライトには結構戦えるのではないかと思います。相変わらず神碑が厳しいですが。

烙印デスピアがごっそり減ったのでそのために割いていた手札誘発の枠を、スプライト対策の為に使用しました。

神碑やふわんだりぃずは少々対策したぐらいじゃ割とどうしようもないので、他のついでで寄せることができれば努力する程度のつもりです。いつも通りの目標です。

稲荷は紙の構築で結界像と合わせて採用されていたカードですが、マスターデュエルでは餅カエルが事前に禁止されているので稲荷が水属性に反応せず、光闇属性のみでの運用です
ある程度打点がある生物が並ぶだけでスプライトの妨害は踏み越えやすくなるので、当たりがツインスプライトだらけだった2/14においてはかなり強力な生物でした。ツイン側のギミックでも反応するので案外腐りにくかったです。

3枚使えるパンクラはssにチェーンブロックが発生しないのでスプライトの妨害を踏み越えるときにべらぼうに強く、新戦力のサイコエンドパニッシャーもイージーウィンに繋がることもあるので、デッキパワーはかなり上がっているのではないかと思います。



1.強欲で貪欲な壺


雪花の光ではない。
雪花の光の強みの一つに、ドロソでアトラクターを引き込んだ際に自力で追放されるので腐らない、捲り札に換算できるという点がひとつあると思っているのですがアトラクターも準制限になりそういう要素も減ってしまったのでちょっと辛くなってきたな、などと。
スプライトがメインに効果を頻繁に発動する都合、三戦も結構強く使えることが多かったのでそういう点でも雪花に拘らなくてもいいかなと思いました。

とは言え積んでる魔法罠が4枚だけなので雪花が解禁されればそちらに乗り換えると思います。

43(叢雲発動1回の代わりに壺発動した際の)+4(稲荷等サーチが増えてる分で)+1で48ですが雰囲気です



2.機巧狐-宇迦之御魂稲荷


紙でも使われていた生物です。
打点が並ぶとスプライト相手に捲りやすくなるのでその助けになりました。
妖眼が出せれば妨害にもなります。

純粋な手札誘発と違って自ターンに打点になりますし、最悪自分のエクレシアからssすることもできるので、出せる環境さえあれば見た目の印象からは予想できないほどに使い勝手がいい生物でした。

2/14に最も多く当たったツインスプライトには、スターターと下級ツインのギミックに対して反応させられました。

8軸カグヤに採用されている生物の中でも屈指のパワーカードの叢雲遠呂智へのアクセスの助けになること、自力で1,4のチューナーに触れるのでカオスルーラーやサイコエンドになれるなど、対スプライト以外でも何かと小器用な生物でした。



3.サイコ・エンド・パニッシャー


とうとう実装されました。紙でも大好きなカードです。ヤッター!
耐性も打点もかなり高水準な上、8軸だとうらら等手札誘発の3チューナーから出せるので特殊召喚のハードルはかなり低めです。
ある程度ライフが低い状況で出すと手が付けられなくなるのでそのまま押し切れました。

ワンパンで削り切れなくても殴らずにターンを渡せばパンプアップの機会が2回あるので戦闘による相手のライフ調整は困難になるはずですし、ターンが帰ってくれば3回目のパンプで流石にワンパン圏内に入るでしょうからゲームが簡単になります。

ラビオンヌメロンの9000点パンチとは比べ物にならないぐらいの理不尽生物だと思います。楽しい。



4.デストルドー、シューティングライザー、シラユキ


サイコエンドの補助輪です。
デストルドーはライフ調整、シューティングライザーはデストルドーからのレベル調整、シラユキはシューティングライザーで埋めた時に幸せになれるおまじないです。

紙だとハリファイバーが禁止になっていなかったのでシューティングライザーとリンク霊使いに求められる仕事を1枚でこなせるそちらが採用されていたようですが、ないものはしょうがないので2枚枠を取っています。



5.ダイナレスラー・パンクラトプス


3枚は流石に滅茶苦茶な気がします。初手にいると捲りの難易度がかなり下がりました。
特にスプライト相手にはチェーンブロックを作らない特殊召喚がかなり強いので環境的な追い風もあります。

正直サイコエンドと並んで今月の大きな強化要素だと感じています。制限カードは伊達じゃないです。



6.幽鬼うさぎ、エフェクトヴェーラー


汎用手札誘発枠ですが今回はスプライトが多かったので能力を無効にするよりギガン、エルフをどかした方がいいことも多く、うさぎを優先です。
ほとんど効かない烙印デスピアとほぼ遭遇しなかったことも後押しになりました。
大体フギンに弾かれますが神碑の泉を割れることも稀にあります。

ヴェーラーが1枚あると稲荷からカオスルーラーが生えてくるのですべてうさぎにすることは避けました。重ね引いても辛いですし。



7.神竜騎士フェルグラント


ちょっと頼りないけれども戦闘後1妨害立てる枠です。
先月までは烙印デスピアが多数いたので、こちらのエンドに発動するアルビオン効果を無効にし、返しの相手ターンの1妨害を効率よくこなせる可能性があるフォトンロードを採用していたのですが、今月はそれがほとんどいないのでふわんだりぃず等のチェーンを重ねて誘発ケアしてくる動きを乗り越えられる可能性があるこちらを使用しました。

打点もちょっと高いので安心な気がします。一度も出してないので完全に脳内です。


8.ダルク、セレーネ、ゼロヴォロス


リンク生物からお祈り高打点を押し付ける枠です。
時々三戦でパクった相手生物を処分するためにも使われました。

叢雲に加えて強貪壺、シラユキがあるのでいくらか育ちやすいですし、従来の叢雲に加えて稲荷、シラユキもゼロヴォロスを爆発させられるので相手ターンの妨害としても多少期待できるような気がしました

気持ちとしては対スプライトでよくある戦闘で妨害踏み切ったあとメイン2で立てる妨害能力持ち生物を入れたいのですが、今までその枠で活躍していたサイファードラゴンからのホープを入れるにはエクストラデッキの枠が心もとないですし、無理して積んでも相手のスマッシャーズが選んで除外なので妨害として期待するには耐性がちょっと頼りない気がしたので、無理はせずに稀に大活躍するゼロヴォロスを入れました。



3.ランクマ走り終えての感想とか



先月の斬機追加に引き続き、今回の追加テーマも比較的カグヤからすれば凌ぎやすいギミックだったかもしれません。
スプライトは紙の環境で大暴れした前提を考えれば、マスターデュエルで施行された事前の規制はかなりいい塩梅だったのでしょうか。
まだ初日なので何とも言えないですが、印象はかなりいいです。

とは言えスプライトを回している対戦相手側の練度が発展途上で、相性を見誤っているだけの可能性もかなりあるので今後も確認する必要がありそうです。

先月まで構築に大きく影響を与えていた烙印デスピアが減少したので、久々に使うカードをがらっと変えられなかなかいい気分です。
応戦するG、割と好きなカードではあるのですが腐る相手への召喚権かぶりがそれなりにストレスになるので、使わないで済むならそれに越したことはないです。

相変わらずふわん、神碑は厳しいゲームになるのですが、追加カードによるデッキパワーの微底上げや自分も慣れてきたおかげかまあまあ頑張れることも多くなってきたので負け越しはするものの若干改善傾向にあります。成長を感じます。

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