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【ライブレポ】女王蜂の生き様に魅せられたある夜会の話「qUEEN OF b」




はじめて対面した女王蜂のライブ🐝
今更ながら感想書き残しておこうかな、
血湧き肉躍る夜会だったので。

そもそも高校3年ぐらいで
なんかのタイミングで出会って、
聴く人全てを歌とパフォーマンスと語彙のセンスで
ひれ伏させる圧倒的力に惚れたわけですが...。

事実そのパフォーマンスは私の目の前に
爛々と存在しており、
音源以上の歌声に映像を見てるのかと
錯覚しちゃったわね。


白いクロスに乗せられたコース料理を
ヒールの爪先で蹴散らしては、
テーブルをダンスホールに歌い踊り狂うのが
あまりに美しくて妖艶で魅力的だった。


体を貫くような高音も地の底から響くような低音も
自在に操って、ホールを掌握する姿はあまりに教祖。


MCもほとんどなしに次から次へと
曲を展開していくのが堪らなかった。


大好きな『スリラ』『ヴィーナス』『デスコ』の流れは
私にクリティカルヒットしてたね。
周りのお姉様方はジュリ扇振りまくっていたし、
私も踊りまくっていたしクラブかと思ったね。
行ったことないけど。



新曲の『KINGBITCH』は最高。
腰振るアヴちゃんの色気はアレは誰にも出せないし、「おすわり、お手おかわり」言われたときには
格好良すぎて悩殺されたし、
「ここ掘れワンワン」は可愛い。
可愛いというよりキュートなんだよね。
ギャップというギャップで風邪引くところだった。


『もういちど欲しがって』でアヴちゃん抜きの
メンバー全員で歌うのかなり良かったな〜。
全員ボーカルだよこのバンド。
やしちゃんの歌声好きすぎた。


衣装替えを経て、
後半のアコースティックから『歌姫』や『鉄壁』の所で総じて薔薇園アヴの生き様を魅せられた。
あんな強い人に私もなりたい。


この日色々ボロクソに言われて
メンタルがバキバキだったので、
その答えを求めにライブに行った節があった。
強さとは力ではなく意志だと感じたし、
私が壊せない見えないもの全てを
歌と音と言葉で全部壊してくれるようで、
自然と涙が出てきてしまった。


感動ならスポーツでも本でも何でも
与えられると思うけど、それはそうだと思うけど、
人が抱えるしがらみを壊して思いを代弁して
体も心も揺さぶるのは音楽だけに他ならないと感じた。


1本の映画と生きる強さを見せられた尊い夜会だった。

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