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彼女へのプレゼントは「もの」か「こと」か

彼女へ誕生日プレゼントや何かプレゼントするときに、「もの」が良いのか「こと」が良いのかとても悩む。

もちろん、「もの」も「こと」もプレゼント出来るのが良いことは百も承知だけど、そうは言っても予算の問題がある。
50,000円の予算の中で、40,000円のプレゼントをあげて2人で10,000円で食事をするよりも、2人で50,000円の食事をした方が、スペシャルな日を祝うには望ましいのではないか。
予算のバランスをとるとどっちつかずになり、どっちかだけだと「えっ!?ないの?」みたいになったりする。

アイデアで解決する

気の利いたアイデアで解決する方法もある。彼女が何気なく言っていたあのひと言を聞き漏らさず、高額でなくても良いのでそれに応えてあげる。
こんなイキなことが出来るのが一番だ。しかし、この芸当をキメる難易度は更に上がり、サプライズの要素も必要である。サプライズは、意表を突いた真の喜びを与えるものでない限り、男の社会的な実力が値踏みされ、場合によってはこの時点でミクダリハンのらく印が押されてしまう。
彼女がコードイヤホンを使っていてバックの中でぐちゃぐちゃになって困っているのを見ているので、Bluetoothイヤホンをプレゼントに選ぶことも考えたが、音の品質や音声入力機能面へのこだわりがあった場合、ピンキリのこの世界は更に難易度のセンスが求められてしまう。「お揃いだよ」とか「新作だよ」とか「◯色が似合うと思って」とか更なるストーリーが必要だ。
ノーチャレンジ、ノーゲインの昭和的な考え方はあまり好きじゃない、ノーチャレンジでゲインしたい。

欲しいものを買いに行く

彼女が本当に欲しいものを買いに行くことも考えたが、何だか考えていることを放棄しているようで望ましくない。
彼女に自分の予算を想像させて、欲しいものを言わせるという殿様プレーに思えてきた(笑)。
🙋‍♂️「何か欲しいものない?」
🙋‍♀️「その日は一緒にいられればいいよ。」
なんてやさしさを感じる答えを期待してしまう。でもこの質問はこっちが彼女の度量を試しているようなプレーでもある。きっと期待通りの言葉でなければ、げんなりしてしまうし、期待通りの答えが返ってきた際には、当初の悩み通りに戻ってしまう。結局は自分で考えなくてはいけないのである。
また、欲しいものを買いに行くというのは、エスカレートする可能性をはらんでいて、来年もそれが出来ると、クリスマスプレゼントを毎年期待する子供みたいな状態にしてしまうと、記念日の度にお互いメンタル的な負担がありそうだ。

特別な時間を過ごす

「もの」に重きを置くと何かしらの無限ループのスパイラルに入りそうなので、「こと」にすると少し気が楽かもしれない。
お互いが食べたことないようなものを食べに行ったり、行ったことないようなホテルに泊まったり、素敵な劇団四季を見る(笑)。
そして、その時間を一緒に過ごした証として、何か思い出の品やお揃いの何かが見つかると尚良い。
もしかしたら、特別な時間を過ごすことで新しい共通の趣味が見つかるかもしれない。
もしかしたら、特別な時間を過ごすことで生涯忘れられない思い出ができるかもしれない。

でも、一応、両方準備しとこうっと(笑)

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