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【鉄球聖女】unity1week「お題:ふる」の結果を振り返る

■はじめに

こんにちは!もしくはこんばんは!
個人ゲーム開発者のKannoです。

unity1week「お題:ふる」鉄球聖女というタイトルで参加した私ですが、その結果が出ました!

全参加タイトル375作品の内、総合で31位(楽しさでは9位!)というのはなかなか健闘した方な気がします。特に今回は参加者さんのレベルが高かったですし…😅

まあ…でもそれは1つの指標に過ぎないのかな、とも思ったりします。

と言いますのも評価を下さる参加者さんの趣味嗜好なんてみんな違いますし、評価システムも完全なものではないですからね。それよりも大事なのはユーザさんの心にどれだけ響いたか、という点に尽きると思います。

平均点が高くなくても誰か一人でも心に響くものがあれば、それはその人にとってはかけがえのない体験になりますからね。

それにいくら平均点が高い作品でも尖った部分がなければ訴求力はそんなに得られない気がします。これはストアで販売する場合は特に重要になってくると思います。

■「鉄球聖女」で確認したかった事

…ちょっと前置きが長くなりましたね😓

実は今回、この「鉄球聖女」というタイトルでユーザさんの反応を確認したかった所というのがありまして、それは絵作りの部分だったりします。

と言いますのも、いつもは私がキャラクターを描いていたのですけど、今回は「RPG Maker Unite」の素材を利用したからです。

メインメニュー。
キャラの立ち絵、背景、フレームなどはUnite素材を使用。
インゲーム。
こちらはプレイヤーキャラ、敵キャラ、背景、UIのフレームで使用。

今回はこの素材がユーザさんに受け入れられるかどうか、それを試したかったという訳ですね。

ちなみにいつもはこんな感じの絵を描いてます
(エイプリルフール用のネタ画像ですが…😅)

そしてその結果ですが絵作り4.106点という、これだけを見ればいかにも可もなく不可もなくといった感じの得点になっていました。

さて、それでは問題です。
平均が4点に近い場合、尖ったゲームとしてはどちらの内訳の方が望ましいでしょうか?

①.☆4を付けた方がほとんどいる
②.☆5と☆3を付けた方が半々くらいいる

これは当然②の方ですよね。

ですが困った事に、unity1week参加者にこれらの内訳を知る術はありません。見れるのは評価件数とその平均点だけ…なんでそんな仕様なの??

…これは推測ですけど、誰が何点つけたかをぼやかす為に敢えてやっているのかもしれません。相互評価を促す為、誰が評価したかは分かるシステムですからね。unity1weekは誰でも気軽に参加自由なイベントですので、評価も気軽に行なえるよう、こういう仕様になっていると思われます。
(まあ、本当にただの推測ですが😓)

なので内訳も推測するしかないんですが、今回は『①.☆4を付けた方がたくさんいる』の方なんだろうなーと思います。

一応その根拠はあります。コメントを下さった方たちの中には絵作りについて言及されているものが一切なかったからです。

30人の方がコメントくれました!
ありがとうございます!

コメントのほとんどは要約すると「爽快感があって楽しい」というもので、そこは尖った部分と呼べるかもしれません。

しかし絵的な所は特に響くものがなかったと解釈して間違いないでしょう。クオリティは高くてもこういう汎用的な素材はあまり訴求力がないのでしょうね。

逆に、クオリティ自体はそこまで高くなくても自分で描いてアニメーションを付けた方が十分に訴求力を持たせられる、と言えるのかもしれません。

過去タイトル「うさまたぎ」のプレイ画像
この時は絵作り4.623点とかなりの高得点で
絵作りに対するコメントも多かったです

まあ、自分で描くのはそれなりにコストがかかるのでそこはトレードオフなんですけどね…😓

■今後はどうするか?

「RPG Maker Unite」はなんと1万3000円もしたんですけど、正直今回で元が取れたとは思えないので、次回以降も使っていきたいんですよ…。

でもどうやって使っていくか、そこが問題です。

重要なキャラだけは自分で描いて他はUnite素材に任せるという方法も考えられます。ただこの方法は見た目のクオリティを合わせないと違和感しか出ないので、よほどの画力がなければキャラが悪目立ちしてしまいそうです。
(そして本職デザイナーではない私には到底難しい話です…😑)

他に何か妙案を思いついたら試してみたいですね。

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という事で結果を軽く振り返りました。他にも色々と考えさせられる部分はあったんですけど、それはまたの機会にしましょう。

では、ごきげんよう!

【前回記事】
【unity1week】「鉄球聖女」開発後記【お題:ふる】|Kannoゲーム開発本部 (note.com)


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