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東京2

横浜市から東京ビックサイトまで仕事の助っ人で行ってきた。
遠かったが、東横線の急行に座れたので大井町まで安易にたどり着けた。
東京に行ってまず思ったのは人の感じである。

やはり、圧倒的にモノトーンまたはエナメルの艶系の素材のファッションが多かった。ジントニックみたいなドライなファッション。
自分がそういうのが好きだからなのか、そういう人ばかり目につくのかは不明だが、でもやはり傾向はあると思った。
都市的な背景と合うからなのか、本人たちがそう意識しているのかは不明だが、大崎や品川のビルみたいな無機質な背景とモノトーンは合うと思った。

電車のシートに座り、スマホを見る眼差しもある意味アート的というか、誰もが持つツールで誰も見ていないコンテンツを見ることだって可能だし、やれることの幅は日々広がっていると思うと、良い題材な気がした。



ビックサイトには初めて行ったのだが、思っていたよりはるかに広大で会場からトイレに行き、コンビニで唐揚げ棒を買うだけで18分くらいかかった。広い。
文明の終わりというか、やんわり海がすぐそこに迫っていて、本土から遠い埋め立て地にある不安が常にあった。そういう意味で旅先の蜩みたいに情緒的で、都市的な風土だと思った。


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