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【日記】ギターアンプ

新しいギターアンプを買うか迷っている。
今日は休みだったので楽器屋に行きアンプを試奏してみた。
フェンダーの昔のビンテージサウンドを現代のデジタル技術で再現したモデルと、昔ながらの真空管のモデルを試奏して比べた。
正直、殆ど同じに聞えた。
目隠しされたら分からないレベルだった。

けれど、デジタルの方を買う気持ちにはあまりならない。
デジタルの方が安くて部品の交換もほとんどいらなくて、軽くて便利なのだが、言い換えると使い込んでも変化しないらしいので自分だけが歳をとり、アンプはずっと新品のまま変わらない。相棒なのに溝が生まれる気がする。

それより、真空管アンプみたいにデリケートで整備は必要だけど弾けば弾く程(電源をつけている時間が長いほど)真空管は少しずつ劣化し、かすれていく。これは私が25歳の時に真空管アンプを買い、今も使っているので実感済みである。かすれた音も悪くないのだが、なんとなく咳がちなおじいちゃんっぽい音がする。

そういう面倒だけど一緒に生きてる感じのするギターアンプの方が心惹かれる。
なので、一晩寝て明日起きたら決めようと思う。
当然、真空管の方を買うつもりなのだが、周辺機器も合わせると結構な値段になるので夜のテンションでポチるのは危険な気がする。一旦落ち着こう。

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