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何がしたいのか 2020.6.10

頻繁にぶつかる問題である。
「いい小説を書きたい」と思っているが、アルバイトをしながらそれを続けるだけでは根本的な解決にならないと思う。

組織にも属していないただのフリーターなので、目標や目的を自分で構築して、それを良しとして公募に向けて頑張るしかない。

職場の知人や友人に読んでもらって感想を待つ。
結局それが全てな気がする。
自分でも上手く書けたと思う箇所はやはり、小説を書いたことのない人でもちゃんと伝わっているし、その逆も然りである。
書き方講座とか、なんかしらの合評会とかには行ったことはない。


「こうすればいいですよ」が見えているワールドには行きたくない。
新人賞という落選する可能性が非常に高いものに向かって行動している方が却って心が安定する。


大人になると明確に人から拒絶される機会を失う。これは僕にとって大きな損失であると同時に、成長の機会を妨げる要因だと思う。
もっと拒絶されたい。
きっと3月に出した新人賞も落ちるだろう。
全力で書いて推敲したが、小説の新人賞は入試テストとは違い、努力がそのまま結果となるものでもない。運や縁もあると思う。
落選はある種の拒絶で、それが今の僕にとってのリアリティである。


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冠
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