アフターブーケ図鑑_ニゲラの実
こんにちは。
あなたの物語を保存するアフターブーケスタジオkannaxです。
本日はニゲラの実のプレスフラワー(押し花)とドライフラワーをご紹介いたします。
ニゲラの実(ニゲラ)
キンポウゲ科クロタネソウ属
和名:クロタネソウ(黒種草)
ニゲラの花言葉:深い愛・ひそかな喜び・戸惑い・未来・夢の中の恋
ニゲラの名前はラテン語のniger(黒)からきています。
「niger」は、英語圏では黒人の蔑称としても長く使われてきた言葉なので、学名は「Nigella」と呼ばれています。
ニゲラの和名である「クロタネソウ」(黒種草)からもわかるように、種が黒いことから名付けられたとされています。
ニゲラの黒い種は「ブラッククミンシード」と呼ばれ古くから万能薬として利用されてきました。
スパイスとしてや、美容や健康のためのオイルやサプリメントとしてもこの名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
「死以外に効く万能薬」などとも呼ばれるニゲラの種子ですが、お花屋さんなどに出回っているものは園芸用品種なので、こちらは口にしないように気をつけたいところです。
ニゲラの花は、花びらに見えるのは萼(ガク)です。
糸状の切れ込みのある苞(ホウ)に包まれた他の花には無い姿が人気です。本当の花びらは退化して無くなっています。
花は白や青、紫、ピンクなどさまざまな色を咲かせます。
花が終わったこちらのニゲラの実も幻想的な見た目をしており、ブーケや花束に人気の花材です。
切り花としてニゲラのお花を購入したら、萼がしぼんだ時期にも花茎を切らずにおくと、実が風船のようにふくらんでくるので長く楽しめます。
実も赤みの強いものやグリーンが強いものなど様々なので、ぜひお花屋さんであなた好みのニゲラを探してみてください。
ニゲラの実がドライフラワーになると
このようになります。
ニゲラの実がプレスフラワー(押し花)になると
このようになります。
#今日のカナックス
現在カナックスでは2023カタログ・WEBサイトの制作が進行しています。
Mx.カナックスコンテスト2023も大詰めですが、誌面&イメージ作りも徐々に始まっています。
それに伴い、普段WEBサイトやカタログ・SNSなどを担当している私と先輩以外にも、様々な部署にいるメンバーをお招きし、ざっくばらんに意見をいただく会が開かれました。
個人的に、私はカナックスのこのフラットな雰囲気が大好きで、今回撮影した写真をとても気に入っています。
2023年の新しいイメージのカナックスのカタログ・WEBサイトがどうなるのか今からとても楽しみです。
カナックスのアフターブーケ
カナックスは約35年前に創業し、お花を大切に美しく保存する、というところから始まりました。
現在は、お花・フォト・ムービーの3つの側面からみなさんの物語を保存するお手伝いをしています。
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