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1冊目を終えて

ウィルス感染の勢いは止まらず 対策を世界から注目されている台湾でも感染事例は300を超えた

一部の大学では先月半ばからオンライン授業を開始 わたしの通う大学でも検討されたが通学が続いている

しかし学内で一名でも感染者が出た場合はすぐにオンラインに切り替えるよう行政から指示があり 講師はいつでも切り替えができるよう備えているようだ 

先日近隣の大学でも一名の感染が確認され オンラインへの切り替えがなされた

この際 誰かの感染を待たずに切り替え可能な授業に関しては対応して 学内に集まる人数を減らすのがいいのではないかとも思う


台湾の対策は日々更新されており 最近で言えば公共交通機関を利用する際のマスク着用の義務化(検温・消毒も)だ

またマスク関連でいえば4月9日より購入システムが大幅に変更になる

現行:保険証(これを持たない外国籍の人は居留証)に記載されたナンバー末尾の数字により購入可能曜日が限定されており 7日間に一度大人3枚子供は5枚まで

薬局に直接並んで買うか 並ぶ時間のない人はネットで予約→選択したコンビニ等で受け取ることもできる(PCかスマホで登録して行う)

新システム:数字による曜日制限を廃止し 14日間に一度大人9枚子供10枚まで さらに大人の保険証でも子供用のマスクを買えるようになるため 小顔の人は良かったねというコメントも出ていた 子供に行き届かなくなるようなことにはならないで欲しい 

並ぶ回数の軽減や購入可能枚数も増えてきていて日ごとに国民の負担を減らす工夫がなされている

また台湾人に限るが 海外に住む2親等以内の家族に送ることが可能になった


政府が最新のテクノロジーと優秀な人材を健全なカタチで 国の財産である国民の命のために注ぎ込んでいるおかげでパニックを避けられていることは本当にありがたいことだ

そのおかげでわたしは今も学校に通い中国語学習を続けられている

2月末に1期目が終了し三月から2期目がスタートした

1期目の期末テストでは無事満点を取ることができ 1日も休まず出席したこともあって成績優秀者にも選ばれた(奨金あり)これは病気もせず毎日幼稚園に通ってくれた娘や 以前にも増して家事がおろそかになっても文句も言わずに支えてくれた夫 疑問をクリアにして練習に付き合ってくれた友人のおかげであって本当に感謝している


そして先月末でついに分厚いテキストの1冊目を終え 現在2冊目に突入しているが難易度が急激に上がったように感じる 本文は長くなり拼音の記載もなくなったのだ

一課で習得すべき単語や文法も多く短時間で自分のものにするのがとても難しい

実際に既習の文法に似ているものがあり どう使い分けるのか 意味もなんとなくでしか理解できずクリアにならないものがいくつかある

繰り返し練習する必要があるとわかっていながらも 宿題や家事などに追われて以前ほどしっかり落とし込めなくなってきているのだ

なんとなく自分の中でこの2冊目をどれだけ自分のものにできるかが今後の力に関わる気がして 壁に差し掛かっているように思う

疑問が出る つまづくということは自分がそれまで知識をある程度積み上げてきたからであって ここでやっぱり無理!と諦めるわけにはいかない 結局一進一退でそうしているうちに少しづつ身についていくものだと思う


この3,4ヶ月学んだ成果といえば 郵便局で荷物を発送する際のやりとり(意外と色んなことを聞かれている) レストランの電話予約 幼稚園の連絡帳などどれも初めてのことではないが 明らかに以前より相手の言葉を聞き取り理解できるようになったし こちらの言いたいことも伝えられるようになった

そういうことがあると自信もつき 完璧ではない以上もっと上手くなりたいと思える

改めてこの台湾で中国語を使って不自由なく生活するという目的を確認できた

日ごとに変化する情勢の中で授業形式が変わる 幼稚園も休園になるなどの可能性は十分にあり すぐ先のこともわからないが 今学ぶことができる状況に感謝して努力し続けたい


世界中の子供たちの学びの機会がこれ以上奪われることがありませんように

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