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56.コンビニ大手3社の強みとは?!戦略の違い。

皆さんこんばんは!

普段、何気なく使っているコンビニ、

セブンイレブン
ファミリーマート
ローソン

これら3社がコンビニ業界では90%を占めていますが、
この3社の強みとはいったいなになのか?

気になったのて調べてみました!

1.セブンイレブン

株式会社セブン&アイホールディングス
のグループ会社にあたる、
株式会社セブン-イレブン・ジャパン
が展開しているコンビニエンスストアで、
業界シェアは42%でダントツNO.1です。

セブンイレブンのビジネスモデルは

ドミナント戦略」と呼ばれています。

ドミナント戦略とは、
地域を特定し、その地域に優先的に経営資源を投入することで、支配的な地位の確立を狙う戦略のことを言います。

ドミナント戦略は、
地域を特定することで、系列店同士が近くなるので、下のような利点が発生します。

・仕入れ、配送が効率的になり、物流コスト削減。
・スタッフや在庫の移動の融通が効くので、人材や商品の配置に役立つ。
・管理者が店舗を巡回するコストも抑えられるため、時間や労力を重要な管理・指導にあてることができる。
・各地域で需要のある商品を洗い出しそれを基に商品の発注をするので、需要の読みが当たる確率があがる。

スターバックスも同じ戦略を取っています。

セブンイレブンのプライベートブランドは、

セブンプレミアム

生活を「より豊かに・楽しく・便利に」すること
がこのブランドの目標だそうです。

セブンイレブンでは、
nanacoというオリジナルのポイントカードを取り扱っています。

また、一部店舗で、会計だけセルフで行えるレジが導入されています。

2.ファミリーマート

業界シェア29%で2位。

ファミリーマートは攻めの戦略を取っていて、
多くの業務提携、経営統合を繰り返しています。

サークルKサンクスを吸収合併したり、ドン・キホーテと業務連携をしたり、フィットネスクラブを始めたり。

このように動きが多いということは、ファミリーマートが成長し続けている証明だとか。

ファミリーマートのプライベートブランドは、

ファミリーマートコレクション

「ファミリーマートがおすすめする確かな商品を、気軽に、よりわかりやすく」のコンセプトのもと、10のこだわりを追求したブランドだそうです。

★10のこだわり
(1)楽しさ・喜び
(2)家族への想い
(3)素材の良いもの
(4)からだへの思いやり
(5)安心・安全
(6)手ごろな価格
(7)新しいものへの挑戦
(8)昔から大切にしている良さ
(9)地域の特徴
(10)社会貢献

ファミリーマートは、Tポイントカードが使えます。

また、どの店舗もセルフレジが置いてあります。

3.ローソン

三菱商事が親会社にあたります。
業界シェアは19%と第3位。

ローソンはターゲティング戦略を取っています。

「ローソンストア100」や「ナチュラルローソン」など、コンビニとは少し違った店舗を構え、「成城石井」も買収したのは、戦略によるものです。

それぞれの店舗で獲得すべき顧客を、コンビニのよりも細分化させ、そのターゲットに対する適切な店舗を構える戦略なのだとか。

また、それぞれの事業への投資の仕方にも特徴があり、
投資収益率」を徹底して管理しているとのこと。

投資収益率とは、収益÷投資額で表され、投資によってどれだけの利益が出せたかを測る値で、ローソンは、これを20%と徹底しています。

ローソンのプライベートブランドは

ローソンセレクト

で、2020年春に、パッケージをリニューアルしたのですが、それが「わかりにくい」と大バッシングを受けたそう。

パッケージの不評は、売上の低下には繋がってないそうです。

ローソンでは、Pontaカードが使えます。

4.まとめ

まとめると、

セブンイレブン…ドミナント戦略
ファミリーマート…攻めの経営
ローソン…ターゲティング戦略・投資収益性

です。
こんなにも、強みが違うなんて、ただ利用してるだけではわかりませんよね。

コンビニに行く際は、この記事を思い出してみてください♪

参考文書:
https://irman.site/model/conveniencestore/

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