神奈8月号

〈巻頭言〉
 夏って、なんだか燃えます。滾ります。きっと、茹だる様なこんな暑さが理性を蕩けさせ吹き飛ばしてしまうのでしょうかね。自転車で海沿いをを漕ぎながらhot limit口ずさんでハイになりがちです。それなのに、何故夏というのはこんなにも青色が似合うのでしょう。青は冷静さの色なのに。風が吹く度ガラス細工の響く音がして、胸がきゅうとします。さて、今月号のテーマは「青」です。夏の青といえば、僕は真っ先にブルーハワイを思い浮かべるのですが、皆さんはどうでしょう。では、今月号もお楽しみ頂けると幸いです。


〈作者コメント〉

文野麗
夏の夕方はなんと情緒的なのでしょうか。懐かしく感傷的な景色を毎日堪能しています。一年のうちで今しか見られない風景が大変貴重に思われます。

桜々中雪生
梅雨が明けてから一気にむわりとしてきました。暑いですが、散歩に行くと、いろんな虫や生き物に会えてわくわくする季節です。

松風陽氷
絡み付いて蕩ける程暑い夏です。暑くて熱いと子供みたいな事ばかり言いたくなってしまうのは、僕だけでしょうか。


〈編集後記〉
 この度は編集させて頂きました、松風陽氷でございます。朝起きた時何故だか全身が怠く痛く、うっかりガッツリ朝寝坊をし、編集作業を始めたのが夕方というグダグダっぷりですが、いや、失敬失敬。夏はどうしてもクーラーに甘えてしまっていけませんね。
 この度、閲覧頂きありがとうございます。作者の皆さんはTwitterもしていらっしゃいますので、もしご興味ありましたら見てみて下さいね。作品とは違った作者の一面が覗けるやも知れません。では、次号でまた会えることを願っております。

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