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わたし、フリーランスから会社員へ。今の流れを完全に逆流しました。

はじめまして。カンノミヅキ(旧姓:カワクボ)です。約2年間のフリーランス生活を2019年に終え、2020年1月6日株式会社Gunosyへ再就職することになりました。

「何で会社員になりたいんですか?」って何回聞かれただろうか。

会社に再度適応できる人間なのか、フリーになるまでの能力は一体どんなものか毎日のように聞かれて、本当に1時間の面接で自分の能力ややりたいことを伝えること、すごく難しかった。けれど一度フリーランスになってわかったこと、再度自分と向き合ういい経験になって、今とてもいい会社で救っていただいている。

なんで、今更noteでまとめようと思ったのか。

私はフリーランスとはいえ、マガジンハウスHanako編集部がメインの仕事だでした。長期業務委託の契約を今までしていたのは大小含め3社、単発でのお仕事が何回かでした。

2018年1月独立、2019年10月にマガジンハウスと他会社と提携していた業務委託の契約を終了させ、2019年11月〜12月までの丸々2ヶ月はほぼニートで就職活動に勤しんでいました。

私はフリーランスになって初めて会社の偉大さも知ったし、フリーランスになって初めて税金や確定申告でお金について学んだ、フリーランスになって時間に縛られない仕事もしてみた。この経験は本当に大切だったと思うし、自分の為にもずっと書き止めていたい。すごい文章が苦手なので避けていましたけど、フリーランスだった頃のことから再就職をするまでをまとめることにします。

まず、何でフリーランスになったのか。

皆さんによく聞かれるのですが、私は、”フリーランス”になりたくてなった訳ではありません。当時、働きたいと思っていた出版社のマガジンハウスで仕事をするにはフリーランスという手段が一番早かったから。会社組織が嫌でもない、それだけです。

会社を飛び出してまで1人で活かせる強みはありませんでした。

2018年1月独立。 2019年12月まで2年間何をやっていたのか。

①出版社マガジンハウス 雑誌Hanako 読者コミニティ「ハナコラボ」ディレクター(紙面/WEBでの連載管理、タイアップ記事企画進行、キャスティング、イベント企画運営)

②株式会社オプト McGuffine https://mcguffin-tokyo.com/ イベント運営とセールス補佐、他にも諸々サポート等でJOIN

③キャスティング(主にInstagramインフルエンサー中心でタイアップのみ)主にメデイアと企業のタイアップ企画から実行までディレクション。

メインはマガジンハウスのHanako編集部。

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私のミッションは読者コミニティの組織を大きくしていく為に力を貸すといったもので、意見も取り入れられやすいし、小さいことから大きいことまで幅広く携われて、とてもやり甲斐がありました。本当に一番の経験は雑誌の業界について少しでも関われたこと。編集者さんは面白いし、たくさんお酒を飲む。そして、とにかく頭が良くて優しくて小さな希望も聞き入れて、大きな形として何かを成形していく過程を近くで見れました。

WEBサイトでは自ら企画した連載ディレクションも任せていただいて、とってもいい経験になりました。

たまたまフリーランスになって気づいたこと

▼よかった点
・組織に縛られないのでマネジメントされない、しない
・業界を越えて様々なプロジェクトに関わることができる(やりたいことを公言しているとチャンスがくることがあった)
・交友関係が広くなり異業種で広がる
・確定申告を自分で書くことで生きてるだけでお金がかかっていることを知る

▼コントロールが大変だったこと
・マネジメントされないが、長期で仕事しているとプロジェクトにさらに深く携わりたくなり物足りなくなる
・成長が止まる(ライターや編集者ではないので仕事としては受けられなかったので手持ちのスキルが増えなかった)
・追われる税金
・固定の休みがない

1つのプロジェクトに最初から最後まで会議にいるようなことはありませんでした。営業経験が多かった私には、どうしてこの企画になったのか知りたいし、どのくらいのテンションでやるPJなのか、直接プレゼンしたいというジレンマもありました。

なんでまた会社員になることを決断したのか。

大きな転機は「結婚」が決まったタイミング。

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結婚が決まったのは2019年5月で、そのタイミングで再度自分のライフプランを見直すことをします。

・Hanako以外で仕事の幅を広げられている自分が想像つかなかった。(肩書きもなくフリーになったのと、競合との契約はできない契約だったから)

・まだまだ新しいスキルが欲しくて、そのスキルはもっと教えてくれる人(環境)が必要だった。

フリーランスでも人それぞれあると思うのですが、私の場合自分の道を相談できる人が同じ方向に向いていないとダメだということに気づいてしまったことも大きかったです。フリー仲間はそれぞれ自分のやり方があるし、会社員の友人や先輩は、自分の所属する部署や会社の方針が一番大事だ。だからアドバイスはくれるけど「まぁ人それぞれだから、わからないけど。」と最後にはなる。でも本当にみんな真剣に聞いてくれて感謝しかありません。

行き着いた再就職の志望動機は2つ。

・同じ方向を向いている人とプロジェクトを進めたい(単純にいいものを作ることだけ考えたかった)

・PMやPOになれるスキルが欲しかった(エンジニアさんと関わったりサービスKPIを見る力が欲しかった)

まったく新しい環境ではなく今までの経験も活かして、さらに自分がなりたい方向への環境に近いとこを探し始めました。

じっくりコトコト自分と向き合ってくれた会社がGunosyだった

すでに3ミニッツ時代で働いていた先輩に私からお願いして紹介してもらったのだが、やりたいことや持ってる能力と本当に合うのかを擦り合わせるために沢山話を聞いてくれた。その先輩のおかげで今の部署への面接へと進んでいきます。

有難いことに、そのまま志望動機を伝えてグノシー内では天国ニューカレドニアと呼ばれる4人だけの部署に配属が決まりました。(なんでニューカレドニアなのかは気が向いた時に。笑)

今はグノシーのパートナーメディアとの連携や関係構築、メディアのコンテンツ分析をしたり、エンジニアとサービスKPIを見て話すということをする部署です。今はメディア側にいた経験も活かしつつ、グノシーがもつ3つの媒体のコンテンツ分析を担当しています。どんなコンテンツが読まれるのか?トレンドはどんなものなのか?をみています。さらに一歩前進する為に、今新たな環境として得られるスキルとしてSQLを選びました。在宅ワークになってすぐにSQLの勉強を始め、できることが1つ1つ増えていく実感がとても楽しい。演習問題とかを解きまくる以外に、グノシー は本当に社内での情報がオープンなのでエンジニアさんや分析担当が書いたクエリを見て勉強したり、部署を超えてエンジニアが教えてくれたりしています。あんなに今は無きクロスフィニティ(現:オプト)では泣き虫で数字が歪んで見えたのに、今数字に囲まれている自分に驚いています。

とまぁ、長くなりましたが、、元気でやっています。そろそろ教えてくれたエンジニアさんと飲みに行きたい。


早くこの状況が落ち着いて、笑顔で乾杯できる日が来ることを本当に願っています。



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