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国語の成績を上げたい【SAPIX新5年】

国語...

私は実母が国語の教師だったのもあるのか、国語はまあそこそこできました。というか一番得意でした。何もやらなくてもできたので、理系に進んで古文や漢文を疎かにしたら普通に成績落ちましたけど。

なので息子の国語の頓珍漢さが本当にわからない。
一緒にドラマを観ていても、シリアスな中に少しユーモアを交えるようなちょっとグッとくる場面でゲラゲラ笑っているのを見ると軽く絶望。

男女の違いもあるのでしょうし、そもそも言語能力が著しく低い上、精神年齢が数年遅れている息子ですのでその辺は今は飲み込んで。
成熟度とは関係ない部分を今は鍛えつつ、最悪(というか可能性は低くない)他の3教科で全力で穴を埋めた形で受験できる学校選びも念頭に置きつつ、成長を待っているところです。

国語の成績の推移

ここで、新4年1月組み分けから現在までの国語の成績を見てみましょう。

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4科と重ねてみると

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国語が足を引っ張っていることがわかりますね...。
たまに相性がよくていい時がある、あるある。
3年の間は実はそんなに悪くなかったのですが、幻であった。

ちなみに4年3月あたりから6月まではコロナによる休講でテストは自宅受験。4科になったばかり、さらに今までとは異世界かのように環境が激変する中、けっこう家庭学習をしてはいたのですが成績は全体的にガクンと下がっています。要因は複合的なものだと思いますが。

読書は好き

とにかく読書好きにしたくて、読み聞かせは比較的たくさんしました。
あの、幼児教育でよく目にする年間何百冊とかにはあまり惹かれないのでそれなりの範囲で。わりと大きくなってからも児童書を読み聞かせ、自分で読むきっかけにしてみたり。
本だけは惜しみなく与えて、結果本はジャンル問わずけっこう読むようになっています。漫画もじゃんじゃん(一応検閲あり)。
が!読解は解けません。
少なくとも成熟度の低い4年生の段階で、彼に関しては読書と国語の成績は直結していません。

まあでも国語の成績のために読書するわけではないですのでね。
読書好きって人生を豊かにしますからね。
そんな気持ちで見守っています...。

漢字も語彙もできない

とにかく言語への興味が皆無。
書いてもダメ、意味を調べてもダメ、由来を調べてもダメ、読書してるけどダメ。
国語できない勢はここをやるしかないので、テキストの漢字と言葉ナビは頑張りますが息子としてはおそらく苦痛でしょう。
ちなみに年明けの保護者会動画では、「やればできるはずのデイリーチェックができてなかったら、それは怒りますよ」と校舎長が言っていて早くも涙目です。

手をこまねいていたわけじゃない

幼いから仕方ない、待つしかない、知識問題頑張るしかない、とどっしり構えていたわけではありません。
それなりにジタバタしています。

1.メール添削
コロナ休講をきっかけに、質問教室だけでなく電話やメールでも質問や学習相談を受け付けてくれるようになりました。
質問教室って、一刻も早く帰りたい息子の中では完全に消された存在なんですよね...。早く帰ってご飯を食べたい息子に、無理に行けなんて言えない...。

そこへ来てこのお知らせは朗報でした。
しかもコミュ障の母にとってはメールでも受け付けてくれるなんて...ありがとう!

というわけで、6月頃から毎週B問題を1問、メールのやりとりで添削してもらっています。
始めた当初は普通に解いたものを送っていたのですが、添削してもらったものを直してまた送って...とやるのがまどろっこしい、ていうか何度も送りつけたり申し訳ないので「どう直すのが効果的ですか?」と質問してみたところ
「自分で解答解説を見て採点して直したものを送ってください、そうすればどういう思考を辿ったのかがわかるので」
というようなことを言われ、至極納得して毎週そのようにして送っています。
習い事の関係で5年から校舎移動してるのですが、こちらでも継続して見てもらっています(まだ1度ですが)。

その効果はというと...
わかりません(笑)。
息子は空欄は作らないタイプで記述も必ず書きますが、目に見えて得点できるようになったわけではありません。記述の書き方を指導されているのであって、読み取り方を学べているわけではないからかな、と思います。

ただ、添削してもらうその1問だけは、先生の目が入ることで字も含めて丁寧に取り組む、というだけでも意味のあることかな、と思って続けています。

2.コトノハノート
意味調べってしてますか?我が家は、できません。あ、最近ちょっと前より積極的に辞書を使い出したかな...。
とにかく、わからない語句を調べるって大変で、調べろと言ってもまあスルーされるのがオチ。
ちなみに好みの問題で、電子辞書は使わせてません。

語彙自体は増やしたいと常に思ってきたので、語彙の問題集も何冊か手をつけたんですが、息子には生きた日本語として取り込めていないと感じてやめました。
ドラえもん的な学習漫画も、10歳までに系も、渡したものの漫画部分を楽しんで終わり。

で、そこにコトノハ。
一問一答ではないコトノハってすごくいい教材だと思うんですけど、問題だけだと少ないじゃないですか。
だけど解説を読んでみると、関連してたくさん大事な語句が解説されてる。

ということで、コトノハの解説から私がいくつか語句をノートに引っ張ってきて、それを使って文章を作る、という試みを4年の夏頃から続けています。辞書を引かなくても、解答解説を見れば意味が載っている。そして文章能力も上がる。なんという素晴らしい試み!

実際は解説すら見ずに、意味を間違えたまま頓珍漢な文章を書いてきて「お前〜...(激しい怒り)」となること多々ではありますが、まあちょっとした親子の交換日記みたいな感じになっていて、割と気に入っています(もちろん母が)。

3.市販教材
塾的にはご法度かもしれませんけど。
塾の教材は息子にはオーバースペック、それを助ける力をつけたいと、手を出したのはまずこちら。

定評ある問題集で、扱う題材は名作揃い、読み応えはかなりあり。
難しいけど解説はわかりやすい、と息子談(あてにはならない)。
どの教科にしろ私が教えても揉めるだけなので、コロナ休みあたりから丸つけは漢字以外息子に任せており、解答解説をよく読むように言っているのですが、その解説も含めてたくさん読む練習という位置付けでやっていました。

進めていく途中で受けたマンスリーの結果はまあアレで、「やっぱり無駄かあ」と思った次のマンスリー。こちらをやり遂げた直後だったのですが、偏差値が10近く飛躍(12月マンスリー)
えっ!もしかして効果あった?!と思ったのですがその次の組分けでは同じだけ下がった(戻った)のでたまたまでした。

まあそうよね、と思いつつ、間髪入れずにこちらを

もうすぐ終わります。
効果のほどはいかに。。。

今後の作戦

一応次のふくしま式は用意してるんですが、多分しばらくやりません。
市販教材はAテキストが終わったらAテキストの代わりにやる、という位置付けで週に2〜3日程度やっていたのですが、通塾日が増える5年生ではなかなか厳しめ。
どうせ市販教材では先生に見てもらえないし、塾教材を丁寧にやってみます。
加えて、とにかく授業をしっかり受けてこい、と事あるごとに耳元で繰り返しております。

そしてこれはもう定説ですが、国語できない勢は大抵語彙がない。
保護者会動画でも、直接電話で国語の先生と話した時も、国語が苦手ならとにかく漢字と言葉ナビをやってくださいと強調してたんですが、それはとりあえず言っとけ的に言っているわけではなく、本当に正しいんだろうな、スルーしちゃいかんことだろうなと、割と痛切に感じています。
読書が好きなのに読解ができないというのは、つまり読んでるけど読めてないんですよね。話の筋としては楽しいけど、言語に興味はないからわからない言葉があっても読み飛ばす。特に心情に関わる描写では、さまざまなニュアンスを含む言葉を文脈から類推しても正確性が低い。よって心情を理解できない。読み取れない。

・漢字と言葉ナビをがんばる
・コトノハをやり尽くす
・テキストを丁寧にやる

ひとまずここにスポットライトを当ててしばらくやってみたいと思います。
上がりますように。


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