4年生ボリュゾSAPIX生◾️理系科目コレやった◾️

さて、理系科目編です。

算数

中学受験、なんといってもコレです、算数。
3年生の間はまあまあでした、算数。
陰山式で鍛えた計算スピードもあって、算数は得意だと思い込んでいた息子。ここでわざわざ否定する意味もないのでぬるく微笑んで見守る私。
しかし、思い起こせば大変だった。1桁の計算を理解させることすらも。苦難の道を乗り越えてようやく人様と戦えるだけになったのです。複雑になる受験算数に対応できる気がしない。

算数も、AテキストとBテキストがあります。
また、家庭学習用ドリルとして『基礎力トレーニング』があります。

◾️Bテキスト
新単元。
授業で扱うページと、その数値変え問題である『ステップ』のページがあります。ステップは難易度順に(易)A〜C(難)。また単元の内容とは関係ない思考力を鍛える『頭脳トレーニング』が1問ついています。
また、解答冊子に「入試問題に挑戦』という過去の入試問題が1問ついています。4年生でもそこそこの力がついていれば解ける問題が選ばれているようです。
授業で扱う問題はコースによって違います。
家庭学習は、『入試問題に挑戦』を除いて全てを指示されていたようです。
◾️Aテキスト
前回の復習。前の週のBよりやや難易度を上げていると思われます。
こちらにも『頭脳トレーニング』が1問ついています。
巻末に『計算力コンテスト』という50問の計算問題がついており、その面倒臭さに大部分のSAPIX生を悩ませています。複合的な計算問題や単位計算、計算の工夫が必要な問題が散りばめられており、何問正解したかではなく何問目まで間違えなかったかが問われます。
◾️基礎力トレーニング
過去の単元から1日10問の計算問題と1行問題。満点を取る練習の位置付け。

算数はA授業内のデイリーチェックテストの他、算数の授業がある日もない日も、授業前に『基礎力定着テスト』があります。とにかく算数が大事。
デイリーチェックは前回の内容のチェック、基礎力定着テストは前々回の内容と基礎力トレーニングの内容のチェックとなっています。

基本的には1週間で新単元をマスターしつつ前回の単元の復習をし、デイリーチェック・基礎力定着テストに臨むという流れ。

最初の方はけっこうすぐ終わってしまい、正直「やることないな」と物足りない感じでした。と言って完璧に解けるわけでもなく、消化不良になるのが怖くて他の教材に手を出す勇気もありませんでした。幸いというか何と言うか、解答をびっくりするほど覚えず毎回初見状態で取り組めるので、心置きなく繰り返しやらせていました。

4年生も中盤を過ぎれば振り返らねばならない過去も積まれているので、復習には困りませんでした。5回に1回程度、そこまで数回分の復習回があるので、そこから穴を見つけて対策してマンスリーに臨む流れ。ときどきさらに遡って確認することもありました。

色気を出して市販教材に手をつけたりもしましたが、結局テキストに戻りました。市販教材やった意味はそんなになかった気がします。テキストだけでよかった。
『入試問題に挑戦』はやらないことも多かったし、解けなくてもそれほど問題視しませんでした。

テキスト以外で唯一使えたのは、秋に校舎から案内のあった『ベイシック基本60題 平面図形(1)』

こちら検索すると「簡単すぎていらなかった」というのがわんさか出てくるんですが、うちの凡才レベルだとテキストの基本から応用までの類題に当たることができ、とても重宝しました。これ簡単すぎていらなかったって言ってみたかった。

SAPIXからも4年生では計算をがんばれと言われるのですが、自主的に計算には力を入れていました。
前半は百ますを(ちなみにこちら通算5巡目)

単位が怪しいなとなったときには、短期間ページ限定でこちらを

春頃からこちらを1日1ページ(8問)

徐々にフェードアウトしていた百ますを夏に卒業して、今はこちらを

夏頃に全ての計算の仕方の学習を終えるので、だいたいの計算ドリルはできるということになります。
この計算練習800題シリーズは量もちょうどよく、使いやすくて気に入っています(私が)。特に6年生のものは、比などまだ未習の部分はチラホラありますが、3つのステップごとに次のステップに進める合格点が決まっており、合格点に満たなければもう一度そのステップをやり直し。今の力に合わせて鍛えていける感じ(5年まではステップなし)。現在ステップ1の2回目をしております。

計算は速い方だと思いますが、計算が複雑になってくるとそんなに速さを感じなくなりましたw
そしてこれだけコツコツやっても普通に計算力コンテストは何個も間違えます。
普段のテストでは、ミスは多いこともあれば少ないこともあり、まあ今はこんなもんかなと思います。1+1=2を間違えないのと同じように、量をこなして簡単だと思うボーダーを上げていくしかないですね。

基礎力トレーニングにも力を入れました。
毎日、今月1回分と前月分1回分。つまり1冊を2回まわしています。
基礎トレは本当に秀逸で、忘れた頃に重要単元が巡ってきていつも舌を巻いています。
マンスリーもおそらく組分けも、基礎トレレベルを落とさなければ平均点は取れる作り。また、基礎トレは6年生の1月まで続き、基礎トレが完璧ならば中堅どころの算数は大丈夫とも聞いたことがあるので(インターネット情報)、基礎トレが最重要ではないかと思っています。

平均点によらず点数はいつも同じくらい。偏差値的には、平均点が高くミスも重なったときで56くらい、平均点が低いときで67くらい。

理科

理科は夏から夫にバトンタッチ、それ以来私はノータッチです。
とにかく理科は、タスクが多い。

季節の図鑑:表紙の裏。毎週のデイリーチェックはここからも出ます。
確認問題:1〜6まで
発展問題:1つ
ポイントチェック:学習内容と季節の図鑑をまとめた穴埋め。
デイリーステップ:1〜6まである一問一答。1は前回の復習、6は季節の図鑑から、あとはその回の学習内容。

授業翌日にテキストの説明部分を読んでポイントチェックをやり、その後数日かけてデイリーステップ→確認問題の流れでやっていました。発展問題はやったりやらなかったり。

生物に一切の、1ミリの興味もない息子。理科はダメですね...
それでもなんとか8割取ったりもしますが、理科は平均点が高いことも多いので偏差値的にはそんなに出ません。ドボンで40台のこともあったし、60オーバーのこともありました。
偏差値に関係なく8割得点することが目標のようです。

以上、理系科目を振り返りました。





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