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「自然の中で子どもたちを育てたい」思いを叶える自然由来の消臭液きえ〜る〈善玉菌を探す旅 #10〉

北見盆地を取り囲む山の麓に、認定こども園 緑ヶ丘遊子(みどりがおかゆうし)はあります。「自然の中で子どもたちを育てることを大事にしています」と話すのは、園長の高橋 茂生先生と副園長の舛岡 真樹先生。自然の中で子どもたちを育てるために、「消臭液 きえ〜る」(以下、きえ〜る)を使うのには、どのような狙いがあるのでしょうか。お聞きしました。

副園長 舛岡先生(左)、園長 高橋先生(右)

認定こども園 緑ヶ丘遊子
1985年に設立。自然豊かな山の麓にたたずむ園舎が特徴。園庭にはツリーハウス、タワーなど木で作った遊具や自然素材がたくさんあり、子どもたちが自ら遊びを選び、毎日を楽しく過ごしている。教育保育目標は「愛されるこども」。たくさん遊び、人にやさしく、自分で考える、いきいきとした子どもになれるよう、教育、保育を行っている。


ーー認定こども園 緑ヶ丘遊子はどのような園ですか?

高橋先生:現在、0歳から5歳まで93人が在籍しています(2023年7月取材時)。園の方針としては、「自然の中で子どもを育てる」ということを大事にしています。ドイツの「森の幼稚園※1」に代表されるように、世界的にも自然活動が子どもによいとされる中、私たちの園では、裏手の里山や、教員たちが設計に関わった園庭の遊具などで子どもたちが主体的に自然の中で過ごせるようにしています。
※1 森の中で子どもたちを保育する幼稚園で、ドイツで広く市民権を得ている。

自然の中での五感を使った遊びは子どもたちの観察力や主体性、生きる力を育てると考えています。そのため、自然との関わりが減少する現代の中で、私たちはこれらの活動を重要視しています。

▲園庭の様々な遊具はこども環境学会のワークショップの一貫で教員と講師が協力して設計しています。

給食に関しても、なるべく土地のものを食べ、添加物は減らすように心がけています。北見市の他の園は市の栄養士さんが考えた統一献立を使っていますが、私たちの法人には自前の栄養士さんがいて、玄米ごはんなど、独自の献立で給食を作っている点も特徴の1つですね。

ーー商品を使い始めたきっかけを教えてください。

舛岡先生:実は、社長の窪之内さんと幼馴染だったということもあり、かなり前から商品について知っていました。家庭内で使うこともあったのですが、大きなきっかけは、前任校の美山遊子(みやまゆうし:同じ法人内の別のこども園)で、「きえ〜る」を使ったときに効果を実感したことでした。

当時、園庭の一部の水はけが悪く、悪臭が発生してしまうことがありました。窪之内さんが汚水の消臭改善のプロジェクトをしていたことを思い出して、相談してみたんです。色々なアドバイスを頂いて、水が溜まりにくいように砂を撒いたり、「きえ〜る」を撒いたりしたところ、本当に臭いが消えて、びっくりしました

その後、本園に転勤となったのですが、園庭の菜園の野菜が全然育っていないことに気がついたんです。そこで、また窪之内さんに電話をしたら、今度は会長さんが来てくれて(笑)。土の状態を調べてくれたんですが、「液体たい肥 土いきかえる」(以下、土いきかえる)を勧めてもらいました。使ってみたら野菜が採れるようになって!また、びっくりしました。

▲今年はジャガイモやトマトやコマツナ、イチゴ、お花などを育てており、「土いきかえる」を使っています。なかなか立派に大きくなりました!
▲子どもたちも積極的に野菜の世話を手伝っています。気兼ねなくお手伝いをお願いできるのも自然由来の園芸商品ならではですね。
▲アブラムシ対策には、木酢液がベースの「無農薬への道」も使用していただいていました!

ーー現在、「きえ〜る」をどのように使っていますか?

舛岡先生:「きえ~る」のゼリータイプを布おむつの保管庫やおむつの交換部屋に、スプレータイプは、トイレや室内の活動後臭いが気になるときに使っています。

園の方針の1つに「布おむつの使用」があります。洗濯後の布おむつから独特の臭いがすると感じることがあります。まあ、それも自然の香りなんですけどね。ゼリータイプの「きえ〜る」を保管庫に置いてから、扉を開けるときにふわっと感じる臭いはだいぶ少なくなりました。

▲布おむつの保管庫の様子。確かに気になる臭いは感じませんでした。ゼリーがなくなったら、お得な詰替え用を補充しています。

また、トイレでは子どもたちが排便した後、「きえ〜る トイレ用」を空間に向かってスプレーしています。それまでは、強い香りの芳香剤を使っていましたが、「きえ〜る」は無香料なので、はじめは「ちゃんと臭いが消えるのかな」と心配する職員もいました。園のスタッフも全員が無香料や、自然由来のものを使いたいと思っているわけではありません。無香料でも臭いには効果がありますし、慣れてくると香りがないことは気にならなくなるんですよね。理解を得ながら、徐々に変えていきました。

▲トイレの様子。自然由来の成分で、便座や子どもたちにかかってしまっても安全です。また、悪臭を発生させる微生物の増殖を抑えることでイヤな臭いを発生しづらくします。

舛岡先生:消臭以外の使い方としては、カブトムシの飼育箱に使用しています。園内ではカブトムシを卵から飼育しているのですが、増えて50匹以上にもなります。その際、どうしても生育マットからコバエが発生して困っていました。そこに「きえ〜る」をかけつづけたところ、イヤな臭いが減ったからか7割ほど虫の発生が減った気がします。また、金魚の水槽の水換えの回数を減らせるとも聞いたので、今度やってみようと思います。

これまでは、「きえ〜る」がどういったものか子どもたちに紹介する機会はありませんでした。牛の尿を目に見えない小さい生き物の力を使っていいものに変えているというのは、「牛」の話の発展や味噌など「発酵食品」のお話の発展としても教材になりそうですね。

▲カブトムシの水槽に「きえ〜る」をかける子どもたち(園の先生のお子様を撮影させていただきました)。

ーー園の教育方針の中で、きえ〜るはどのような存在ですか?

園長先生:好奇心が強い時期だから、なるべく自然に近い形で子どもたちには過ごしてもらいたいんです。そのためにも、子どもたちの身の回りで使うものに関しては自然由来で安全・安心なものを使っていこうと考えています。そういう資材を使用することも含めて「自然の中で子どもを育てる」ことにつながると感じています。

舛岡先生:そうですね、また、安全だから気兼ねなく使えるという安心感があります。こういう園の取り組みについては「当たり前のことだから宣伝しなくていいよ」って園長先生にはよく言われちゃうんですけどね。

高橋先生:情報として広めることに価値はあると思うんですけど、それで園児を集めようとするのはちょっと違うかなと思うんですよね。例えば、僕たちが「やってますよ!」と宣伝することは、価値観の押し付けになってしまうかもしれないし、入園してくださる方が増えたとしても、定員もあるので、全員が入園できるわけではないんですよね。また他の園にとっては、入園者数の減少につながるためいいことではないかもしれません。

さっきのトイレの芳香剤の話もそうですけど、異なる価値観を持つ人たちを排除したいわけじゃなく、何事も調和やバランスが大事だと思っています。当たり前に大事だと思うことを日常的にコツコツやって、気がついたらいい方向に変わっているというようなね。

ありがとうございました。
「きえ〜る」や「土いきかえる」の元となる善玉活性水には、環境中の善玉菌の増殖を助け、悪玉菌の抑制する効果があり、様々な菌のバランスを整えると考えられています。「何事も調和やバランスが大事」という園長先生のお話とも通じますね!

▲教員のみなさんと遊具の前で。

ライター:吉田(百目木)幸枝/https://twitter.com/domeky

社会福祉法人 遊子社
認定こども園 緑ヶ丘遊子
〒090-0067 北海道北見市緑ヶ丘4-36-9 Tel 0157-22-4155
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