環境審査員になるには時間がかかる
環境コンサル行政書士法人
行政書士の若月です。
前の記事でも書きましたが、ISO14001,9001の審査員として活動を始めるまでの準備に、10ヶ月を費やしました。
結構時間がかかるんです。
とはいえ、この10ヶ月、審査員になることだけを考えていたわけではなく
資格取得の講義に申し込んで~
認定証が届くのを待って~
登録する審査機関を探して、面接して~
と、なんやらかんやらやっているうちにどんどん時間が経ってしまう
というような感じでした。
エコアクション21の資格取得に関しては更に深刻です。
ご状況をお伝えすると
2022年8月 審査員資格試験合格
2022年10月 審査員基礎研修に参加
2023年1月 オブザーバー期間開始
(5年のうちに3回、審査見学させて頂く必要がある)
2023年5月 1回目オブザーバー参加
現在に至る
という感じです。
資格取得から1年以上が経過しましたが、未だ一人前の審査員に昇格できずにいます。
事務局からオブザーバー参加の依頼が来ず、僕としてはただ待つしかない状況です。
当初はさっさと審査員に昇格して、審査活動をゴリゴリすすめるつもりだったのに、想定外の事態でした。
審査員の諸先輩のお話を伺っていると
主任審査員としての地位を確立できれば
「報酬形態が明確」
「営業、マーケティングせずとも依頼が来る」
「やればやるだけお金になる」というような状況が作り出せるとのことで
私ども士業にとって魅力的な状態だと思っていましたが
やはりそこに至るまでの道のりは一筋縄では行かないようです。
結論です。
ISO審査員を志す方、特に士業など個人経営の方は、審査員になるまでの期間は長めに見積もること、そして、審査員以外に報酬を得る手段を持っておくことが必要になるでしょう。
僕と同じ失敗をしないよう、ご参考ください!!
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