現実的判断

監督は絶対に作品を成立させなければならないという最大の使命を帯びている。それができないならクビでいい。

僕はそれだけには自覚的だったから、演出の頃から「現実的判断」を選択肢の一つに必ず入れるようになった。

そしてそれを、プロデューサーにぶつけた。

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