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朝日診療所の運営体制について2

先日、5月27日(月)に総務委員会があり診療所の進捗について報告がありました。今回も主に町民の皆様へお知らせが趣旨です。

今後のスケジュール

委員会で示されたスケジュール
  1. 若山医師は7月19日までの勤務

  2. 山並医師は9月30日までの勤務

  3. 入院は6月10日から制限

  4. 入院は7月20日から休止

前回の記事の質問の回答(菅家より)

Q.入院患者は受け入れるのか
A.7月20日より入院の受け入れができなくなります。実質的には6月10日より入院の制限が始まるため入院できなくなります。朝日診療所は無床診療所(患者を入院させるための施設を有しない診療所)になります。

Q.診療内容の詳細(特に診療時間外)を知りたいです。クリティカルの生命に関することか?代替医療(遠隔医療、翌日診療、域外診療等)での対応可能性、その上で、どのような対策が考えられるか短期、中長期にわけて住民で考えて行ければと思います。
A.緊急の場合は119番、受診か緊急搬送か迷う場合は福島県救急電話相談へ電話、日曜日は近隣の病院(資料参照)へとなります。まだまだ急場の対応に感じているので、中期的な方針が決められていないようです。行政の皆さんは、最優先に平日の診療をしてくれる応援医師の確保に尽力されているようです。

5月24日発行のお知らせ版

総務委員会での発言(菅家)

情報の公開について

※()内は発言していません。発言し忘れ&趣旨を記載しています。

(本委員会の情報を町民へ周知してよいかという担当課からの確認があったため)
我々、議会議員は「執行権の侵害」にならないように注意しなければならない。予算の提案(役場の権限)があり、可決した(議会の権限)事案について、適切に執行する(役場の権限)のが二元代表制だと私は捉えている。
認められた予算の範囲内で、町民の福祉向上に繋がることであれば、議会は止める権限を有していない。「町民に情報を周知してよいか」と役場が議会に伺うこと自体が、誤りであると考える。)

私は「計画」を重んじており、計画通りに執行しているか監視(議会のチェック機能)している。計画にない突発的なこと、外部環境の急激な変化が起こったのであれば、なにかしらの修正が必要になる。(その際は議会と協議が必要だと考えるが、伺う姿勢ではない。有事の際こそ、役場と議会が善政を競うべきである。)

只見町は情報統制ができない町だと捉えている。事実でないことも含めて噂話が広まるのは、只見町の文化の一つである。ショッキングな情報が独り歩きすることを恐れる気持ちがあるかもしれない。腹を括ってドンドン町民に情報を出していくべきだと私は考える。(議員は町民の代表と言われるが、全ての事案を代表から先に伝える必要はない。町民からの信用を失う方が損失が大きい)


5月27日(月)に総務委員会があり、その週の週末31日(金)のお知らせ版に情報が出るかと思いましたが出ていません。
本日、6月7日(金)のお知らせ版に情報が出るかと思いましたが出ていません。残念です。公式ではないので情報が偏よりますが、私から情報を出します。
来週6月11日に開催が決まった全員協議会にて、町民に情報出さないのは、なにがボトルネックになっているのか確認してきます。執行権をアクセル全開に踏んでほしいなと思います。

只見町HP ー広報ただみ・お知らせ版ー

朝日診療所の診療体制について(令和5年5月27日)

総務委員会での資料を文字起こしして読みやすいように記載します。元データは末尾に。

休日休診による今後の対応

6月1日(土)より、朝日診療所の休日の急患対応を休止する。当面の間入院を継続するため、看護師は休日でも診療所で勤務するが、医師不在のため診療はできない。 広報ただみ、おしらせばん、町ホームページなどを活用し、町民への丁寧な周知を図る

【休日に体調が悪くなった場合】
・南会津郡医師会の日曜当番医や休日診療を行っている医療機関に相談、受診する。
緊急を要する場合は、迷わず119番通報する。
・受診か救急搬送か迷う場合は、救急電話相談(24時間対応)に電話する。
※施設入所者も同様の対応となるが、看取りの方は事前に対応調整する。

入院及び夜間対応等の休止

常勤医1名が7月中旬に異動するため、7月20日以降は常勤医1名体制となる。 そのため、 6月10日から入院受入を制限し、 看取りの方のみの対応とする。
7月20日からは、入院及び夜間対応、夕方外来を休止とする。歯科の夕方外来は継続する。

【入院が必要になった場合】
・6月10日以降は看取りの方を除き、他医療機関に紹介、入院となる。
・現在入院している方は、 7月19日までに転院等の手続きを行う。

【夜間に体調が悪くなった場合】
・夜間対応可能な医療機関に相談、受診する。
・緊急を要する場合は、迷わず119番通報する。
・受診か救急搬送か迷う場合は、救急電話相談(24時間対応)に電話する。
※施設入所者も同様の対応となるが、看取りの方は事前に対応調整する。

【夕方外来】
・休止のため、診療時間内に受診する。

在宅医療の充実

7月20日から入院を休止せざるを得ないため、在宅医療の充実を図っていく。訪問診療は、順次オンライン(遠隔)診療に移行していく。医師の勤務体系によっては診療日の調整が必要となる。

また、訪問看護は7月20日から24時間体制とし、在宅療養のサポートを行う。令和7年度に訪問看護ステーションの開所を目指す。

遠隔診療や遠隔による看取りなどに取り組むため、看護師の研修参加やICT環境の整備を図る。

考えられる課題と対応策

・常勤医1名の場合、訪問診療や高齢者施設への対応により、外来診療の休診が予想される。
→外来診療の時間帯を調整し、訪問診療、施設回診、遠隔診療などが行える診療体制を整える。

・緊急度の高い方を優先するため、待ち時間の長時間化が予想される。
→救急車対応の場合などは、診療日の変更をお願いする可能性がある。

・休日や夜間に亡くなった場合の対応について
→(休日の場合)施設入所者や訪問診療を利用の方は、休日前にできるだけ診察を行い、予見される場合は対応を関係者で打合わせておく。亡くなられた場合は、事前に打合わせた対応をする。
→(夜間の場合)原則、翌朝対応とする。
※診療所の医師が「かかりつけ医」になっている場合のみ。そうでない方は、119番通報また は110番通報をする。

・高齢者施設の嘱託医及び学校医等の対応
→嘱託医、学校医等はできるだけ継続するが、回診日時等の調整が必要になる。

・ 施設入所者への夜間・休日対応及び入院受入ができなくなる。
→他の医療機関での受診や入院となるため、近隣病院との情報共有や連携を図る。

※本資料は、担当委員会ではない経済委員会にも共有しています。理解度の差はあるにしろ、全議員が情報を掴んでおります。

ご不便・ご心配をかけて申し訳ありません

町民の方や、ご家族が只見町にいらっしゃる方など、これから只見の医療・福祉はどうなるんだろう…とご不安な気持ちだと思います。力不足で申し訳ありません。

今の只見町で医療・福祉に一番強い(精通・外部との繋がり)方は、渡部勇夫町長だと私は判断しております。只見町で安心・安全な暮らしの基盤づくりを渡部勇夫が再構築できなかったら、誰もできない。そのような状況だと私は思います。

ご不安な気持ちから、強い言葉で現場の方に言いたくなるお気持ちもわかります。けれども現場で勤務されている方々も多くの葛藤を抱えております。こういう時だからこそ、美味しいものを食べて、よく寝て、気持ちの安定を第一に過ごしていただけると幸いです。

気持ちの持っていきようがなければ、お気持ちを受け止めることも我々、議会議員の仕事です。気軽にご連絡ください。しばしお時間もらって、ぐっすり寝て、もっかい寝て、美味しいものをたくさん食べてから伺います。