6月会議での一般質問
6月会議で一般質問は「多様な選択ができる住宅の整備について」としました。質問用紙に記載する口調は固くて偉そうに見えるんですが、その様式が一般的だそうです。腰は低いです私。
多様な選択ができる住宅の整備について
ー質問の要旨ー
以下を共通の前提した上で、議論を深めたい。
・国の制度を越えての公営住宅は運用できないこと。
・公営住宅の主目的は「住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で賃貸し、生活の安定と社会福祉の増進に寄与すること」であること。
・只見町には様々な形態の公営住宅があり、時代に合わせて最適なものを作ってきている経過があること。
関係人口増加を掲げる只見町に今、必要な政策は「移住者・子育て世代に優しい、多様な選択ができる住宅の整備をすること」だと考える。
入居希望者を顧客に例えると、町はカスタマージャーニーに沿った情報戦略ができているのか。移住希望者・子育て世代が町に新たな住居を考える際に、どこで苦労しているのか。住んで満足できる住宅に過不足はないのか。現状の分析と評価を求める。
カスタマージャーニーとは、マーケティング用語である。商品やサービスの販売促進において、その商品・サービスを購入または利用する人物像を設定し、その行動、思考、感情を分析し、認知から検討、購入・利用へ至るシナリオを時系列で捉える考え方である。
wikipediaより引用
例えば、耐用年数を越えた町営住宅を用途廃止すれば、所得制限を外すことができる。安価な固定家賃の賃貸住宅に転換すれば、マンション暮らしの単身の移住者が入居しやすいかもしれない。只見に住みながら地域の方との交流を深め、家を探す時間があれば、失敗の少ない選択ができるかもしれない。固定家賃になれば、町担当課も複雑な家賃計算の事務作業も減り、現在の制度を活用したシンプルな仕組みできると考える。
子育て世代から人気があると感じる特公賃住宅がもう少しあれば、町営住宅の収入超過者も満足して引っ越せるのではないか。仮に「新築奨学金」のような町独自の金利優遇制度があれば、収入超過者の新築の家作りの後押しになるのではないか。
「医・職・住」の時代でも変わることのない、「住」について町長の考えを問う。
町営住宅について調べてまとめた資料(全6ページ)
当日は、これを使いながら一般質問に臨みます。
資料は細かくまとめましたが、言いたいことは、
1.町営住宅の情報をもっと出していこう
2.子育て世代、移住者に優しい条例に改定しよう
3.最適化しよう!
ってことです。