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2040年の只見町について(一般質問)

只見町の12月定例会は、12月12日(火)~15日(金)の予定です。
今回の一般質問は、「2040年の只見町について」です

質問の要旨

渡部町長の考える中長期計画について問う。

  1. 中長期計画を策定する上で、指針とすべき指数はなにと考えているか

  2. 2040年の只見町の人口と生産年齢人口の予想は

  3. 只見町の人口1人あたりの公共施設の延床面積保有量は全国の市町村の平均に比べると何倍か

  4. 観光・交流は外貨を稼ぐ方法として有用だと考えるが、その外貨がどのように、どのくらい町民に還元されていると捉えているか

  5. 近年の投資的支出が、直接的な町民サービスに繋がりにくいと感じているが、どのように捉えているか

  6. 渡部町長が描く2040年の只見町の姿とは

質問の構成

1.はお互いの指針としているものの相違の確認
2.3は事実(データ)の確認
4.5はお互いの価値観の相違の確認
6.町長のビジョンの確認

今回も議論する上で、お互い持っている情報を揃えて価値観の違う議論することを心掛けています。話が噛み合わないのは、

  1. 持っている情報が違う

  2. 価値観が違う

  3. その両方


質問にいたった背景

最近、議会で議論していることが短期的な話が多いなと、ふと感じました。渡部町長の長期的なビジョンを私は捉えられていないですし、町民の皆さんとも共有できていないので?はと思ったのです。

2040年は16年後なんですけど、たいした意味はありません。私がその時60歳、子どもが成人するのがちょうど2040年です。
個人的な節目だと考えていて、私は2040年以降のことを考えることが難しい(そこが潮時ライン)ので、わかりやすく区切っただけの年です。

各自治体には人口ビジョンというのが設定されていて、社人研(国立社会保障・人口問題研究所)が人口予測しています。

https://www.ipss.go.jp/

2040年の只見町の人口が2,600人と予想されていて、色々予想しない事が起きる世の中ですが、この人口ビジョンはよっぽどじゃない限り変わらない(上向かない)そうです。

https://www.town.tadami.lg.jp/File/2020/04/07/只見町人口ビジョンR2_3改訂.pdf

↑このpdfのP.18

只見町人口ビジョン

なので私は、確実性の高い予想数値を指針にまちづくりをしないと、とんでもない方向に町が進むんじゃないかと思っているわけです持論。

人口規模に見合うように公共施設(道路、水道、橋)を最適化していかないと、投資に回すお金(なんか楽しいことやろうぜ)や、本当に困った時のお金(基金、災害)がなくなりジリ貧(経常収支比率が高くなって詰む)になるんじゃいかと思っているわけです。

https://www.town.tadami.lg.jp/referenceroom/2022/04/18/4a38069f397792bf7388740d7fb927b8.pdf

↑このpdfのP.14に、只見町の1人当たりの公共施設の延床面積は全国の5.8倍と記載あり

只見町公共施設等管理計画

只見町は全国自治体に比べて、もぅマヂ無理ぐらいまで義務的経費が追い込まれていませんが、未来のための投資なのか、現在の消費なのかの視点は厳しく持たないといけないと考えています。


日本全体が少子高齢化なので、やばいぞー!で全国自治体こぞって移住に力を入れているわけです。それが交流人口関係人口などです。最近、思うようになったんですが、

なぜ住民以外の人に、町の税金とマンパワーを使わなきゃいかんのか。

の答えがでません。どうやっても明石市には勝てない、名だたる自治体には勝てない。お金と人を使ってもいいけどバランス多くないですか?と感じています。

それよりも、堀払いや草刈りの方がやばくないか?2040年とか今の規模ではできる気がしない。ぜったい破綻してる集落がある。と思うようになっています。

2040年の只見町の姿が私にはまだ見えていないので、この一般質問でもう少し見えるようにならなきゃなと思います。また多くの町民のみなさんに自分事として、只見町の進む方向を考えるきっかけになってほしいと思います。