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未来をつくるべき世代の仕事について

という一般質問にさせていただきました。なんだかとっても偉そうで大きくて抽象的な質問なのですが、通告した内容は以下のとおり。

質問事項

未来をつくるべき世代の仕事について

質問の要旨

人口ボーナス期と人口オーナス期という考え方があり、生産年齢人口が従属人口を上回るもしくは増加している状態をボーナス期、反対をオーナス期という。
日本では1960年代から1990年代までがボーナス期であり、それ以降はオーナス期に入り、日本には二度とボーナス期は来ないとされている。
以下について問う。

1)今の日本の発展は、ボーナス期という時代に合わせた働き方ができたため実現したと考えられている。今の只見町(役場)はオーナス期に合わせた働き方ができているのか、町長の考えを問う。

2)総務省作成「自治体DX推進計画概要」の計画対象期間は令和7年度末となっている。その計画の本質は何だと捉えているか、町長の考えを問う。

3)上記1)2)の質問を踏まえ、未来をつくるべき世代がやるべき仕事とは何か、各世代の状況分析と合わせて、町長の考えを問う。

質問資料

質問の背景

会津地域には藤井さんという奇特な方がいらっしゃいまして、色々教えていただいているのがきっかけです。「自治体DX=ユーザー視点に立った働き方改革」という全然考えもしていないところに着地する考え方を教えていただきました。作成した資料は勉強会の資料を参考に半分以上流用させて頂いてます。

会津は17市町村あるのですが、会津13市町村+南会津4町村の行政の区分?があり、藤井さんは会津13市町村を担当?されています。会津13市町村で広域のDX推進が始まっているのですが、南会津4町村は動いていないと感じていて、その危機感からの質問です。

これからは、若いというだけでどの地域からも需要がある時代になります。世界に出ていって戦わなきゃいけない世代でもあります。今のままの只見町だと、10代や20代、僕の子どもたちは「もう戻らないよ。ばいばいきーん!」と只見町に戻らないことになるのは心配です。
外に出て自分の可能性を試すってのは素晴らしいのでドンドン出ていって欲しいので、「戻ってきても良いかな」と思ってもらえる土壌を作るのが大切だと思っています。

子どもたちの声で町が少し変わるような、そんな小さな成功体験が学生時代にあれば、大人になっても覚えていると思うんです。それって子どもたちにとても大切なことだと思っています。そういう声を取りにいけるかっこいい職員さんが役場に沢山いた方が良いと思うんです。

そのためには決裁権を持っている人が、事業を整理しなきゃいけないよね。職員は町のことをもっと知らなきゃいけないよね、声なき声の人たちの声を拾いたいよね。利用者視点のサービスを作ったほうが良いよね。という質問です着地点。

役場職員の若手の方々(20代・30代)が描いた10年後の只見町像があったら良いなと思うんです。公共施設や学校や二次交通や除雪や医療などなど。
これから向かう未来に、もう少し多くの人が意思決定に参加できる仕組みも提言したいと思います。