(詩)変わらないことがいいことだと思っていたけど 2021.6.10

「前言ってたことと違うじゃん」

「一度始めたら最後までやり通すことが大事」

そういうことを言うやつだった。


でもねえ

小学生を昭和で過ごし

多感な時期を平成に乗り越え

自分の子どもが小学校に上がったら令和になった。


これだけ時代が変わっているのに

「ずっと同じことがいいこと」とは言えなくなった。


ずっと同じである「べき」ではなくて

本当に必要なものだけが同じ形で残っていただけだ。


「ああしなさい」

「こうしなさい」

親に言われてきたルールは暫定ルール。


スポーツだってルールが変わってきた。

交通ルールだって時には変わる。

法律だって。


それでも

変わることを恐れている自分がいる。

今まで信じていたルールからはみ出る勇気が要る。

ルールが存在しないところへ一歩踏み出す勇気が要る。


周りの人の声だけを聞いていたら進めない

「こっちに進むんだ」と決めるのは最後は自分しかいない

自分が「こっちがいいと思う」と思える方へ進むしかない

だってもうルールは存在しないのだから。


きっとそのうち新しいルールができる。

その時に自分がどこにいるのかは分からない。

ひょっとしたら、ルールの外にいるのかもしれない

でもその時に「間違った」と思う必要は、きっとない。


自分を信じて進んだことが、間違いなんかであるはずがない。

間違いがあるのだとしたら、それは

他人のルールだけを信じて失敗してしまうことだろう。

自分の心の声を封じ込めて他人に従った事への、ある意味「怒り」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?