(詩)2020.11.21

ずっとダメ出しされ

嫉妬され

羽をもがれていたのかな

私がやりたいことをやれないように

飛んで行ってしまわないように

されていたのかな

私はこんなにも自信がない人間じゃなかった

少々苦手なことはあったけど

こんなに弱々しい人間じゃなかった

私はもっと力強く生きられる

弱者の側にされていたんだ

よく「自分を弱者の側におくな」

と言われたけど

実際はあなたに

弱者の側にされていた

ふびんな人にされていた

あなたより下の存在としてあつかわれていた

それがこびりついて　いつしか

私は　自分で本当に　自分が弱者だと

思ってしまっていた

あなたに出会う前　私は

弱くなんかなかったのに