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尾道の魅力
以前から、気になっていた広島県尾道市を訪れました。
尾道と言えば、映画監督の大林宣彦監督の尾道三部作が浮かびます。
坂の町のイメージがありますが、尾道市は瀬戸内海にも面しているので、目の前に尾道水道が流れています。
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の客室から見える尾道水道
尾道行くなら、尾道ラーメンとお好み焼きは絶対マストと言われていたので、ホテルに到着後食べに行きました。
まずラーメンは駅近くのラーメンたにさんでテイクアウトして、ホテルの部屋で食べました。醤油ベースに背脂が乗っていて見かけよりあっさりしていました。
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その後にお好み焼きを食べようと、駅周辺を検索していると
評判の良さそうなお店があったので、向かいました。お店はという路地にある小さな個人店です。
豚玉をテイクアウトしましたが、ボリューミーでかつお安く700円でした。(現金支払いだけです)広島焼きスタイルなので小麦粉よりキャベツの方が多く、量のわりにはさっぱりしています。
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尾道は山手と海辺に挟まれた人口約13万人のこじんまりとした町ですが、
かつては、造船と海運で栄えた町です。明治になると住友家が愛媛の別子銅山から出た銅を海上輸送することでさらに賑わいが出てきました。
かつてあった住友銀行尾道支店は別の場所に移転してしまいましたが、商店街沿いには今でも広島銀行、愛媛銀行、伊予銀行、中国銀行、山口銀行、もみじ銀行と人口13万人としては、多くの金融機関があり、それだけまちの経済が活発であることが分かります。
商店街にはかつての商工会議所が歴史情報館としてリニューアルされ、尾道の歴史を伝えてくれています。
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現在、国内の造船事業はかつてほどの勢いがなくなり、各社は合併や事業変更などで生き残りを図っていますが、やはり尾道は地理的にもこれからも海と関わりを持って行くことになるのでしょう。
また、尾道観光といえば、千光寺さんです。
ロープウェイもありますが、今回は歩いて登りました。
標高は約144mと見上げる高さにありますが、ロープウェイの方にお聞きすると約15分ほどで到着するとのことで、歩くことにしました。
高さもそれほど高くなく、歩く時間も15分ほどで着くので、安易に思っていたのが間違いでした。
ようやく千光寺さんに辿り着いた頃には、へとへとになりました。
けれど、千光寺さんから眼下に見える尾道の景色は、とても素晴らしく
思い出に残りました。
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尾道市は岡山市と広島市のちょうど真ん中辺りに位置し、良くも悪くも大都市の影響を強くは受けてはいません。
その分、地元の風土や歴史が育まれてきたと言えます。
そして、古来より海上交通の拠点でもあり、近代になると造船やその関連工業が町の基幹産業となりました。
現在では、造船業がメインの産業で無くなりつつも、やはり海上交通の要でもあることから、観光を重視したまちづくりがなされているように感じました。
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