【オンライン配信イベント】「笹井宏之賞の5年間をふり返る」(3/26)
「笹井宏之賞」は、歌人笹井宏之の没後10年に合わせて創設され、これまで5回にわたって大賞と各選考委員の個人賞を決定してきました。
短歌ムック「ねむらない樹」に掲載される受賞作と選考座談会の様子は毎号読者からの注目を集め、回を重ねるごとに応募作品数を増やしています。
「笹井宏之賞」は現代短歌の最前線のひとつです。
3月26日(日)に開催される「第5回笹井宏之賞授賞式」の後、第1回から第5回の選考委員を務めた大森静佳さん、染野太朗さん、永井祐さん、野口あや子さんの4人が笹井宏之賞の5年間をふり返ります。
笹井宏之賞の5年間をふり返る
日時:2023年3月26日(日) 15:00~16:30
出演:
第1回~第5回笹井宏之賞選考委員
大森静佳、染野太朗、永井祐、野口あや子
会場:本のあるところajiro(観覧席はございません。観覧は配信のみ)
配信方法:YouTube(配信後2週間のアーカイブ期間あり)
チケット:1500円
お申込:書肆侃侃房公式オンラインストア
主催:書肆侃侃房
お問い合わせ:ajirobooks@gmail.com(担当:田中)
【登壇者プロフィール】
大森静佳(おおもり・しずか)
一九八九年岡山県生まれ。二〇一〇年、第五十六回角川短歌賞を受賞。歌集に『てのひらを燃やす』(角川書店)、『カミーユ』(書肆侃侃房)、評論集に『この世の息 歌人・河野裕子論』(角川書店)がある。新刊は昨年七月刊行の歌集『ヘクタール』(文藝春秋)。「京大短歌」を経て現在は「塔」所属。京都精華大学非常勤講師。
染野太朗(そめの・たろう)
一九七七年茨城県生まれ。埼玉県に育つ。大阪府在住。歌集『あの日の海』『人魚』。「外出」「西瓜」同人。「まひる野」編集委員。
永井祐(ながい・ゆう)
一九八一年東京都生まれ。二〇一二年、歌集『日本の中でたのしく暮らす』(短歌研究社から再刊)。二〇二〇年刊行の歌集『広い世界と2や8や7』(左右社)で第二回塚本邦雄賞受賞。笹井宏之賞選考委員。
野口あや子(のぐち・あやこ)
一九八七年岐阜県生まれ、名古屋市在住。「未来」所属。歌集『夏にふれる』『かなしき玩具譚』『眠れる海』。岐阜新聞にて月+エッセイ「身にあまるものたちへ」連載中。二〇一九年十一月号「小説新潮」にて短編「ジュリアナ様」にて小説デビュー。『ホスト万葉集』では俵万智、小佐野彈とともに編者を務める。