見出し画像

【本のあるところ ajiro】『万物の黎明』刊行記念 酒井隆史さん・森元斎さんトークイベント「アナーキーな知はどんな世界をみせるのか ——負債、ブルシット・ジョブ、人類史、九州」(11/21)

『万物の黎明』刊行記念 酒井隆史さん・森元斎さんトークイベント「アナーキーな知はどんな世界をみせるのか ——負債、ブルシット・ジョブ、人類史、九州」

お申込はこちらから
会場参加チケット
ライブ配信チケット

*********

人類学者デヴィッド・グレーバーは、考古学者デヴィッド・ウェングロウとの共著『The Dawn of Everything: A New History of Humanity』を遺して、一昨年に惜しくも亡くなりました。
今回光文社より『万物の黎明』としてその邦訳が刊行されました。これまで信じられてきた人類の歴史についての常識(思い込み)を打ち砕いてしまう、衝撃的な内容を備えた革命の書と言えるでしょう。人類の歴史は、これまで語られてきたものと異なり、遊び心と希望に満ちた可能性に溢れていたのである!

今回のイベントでは、本書の訳者である思想史・都市史研究者の酒井隆史さん(熊本出身)を福岡にお迎えして、『万物の黎明』や『負債論』『ブルシット・ジョブ』などの著作群について話をうかがいながら、グレーバーを偲びます。
さらに『国道3号線 抵抗の民衆史』の著者であるアナキストで哲学者の森元斎さん(長崎大学)も加えて、それぞれ九州と縁が深い3人が九州を深掘りしていきます。

田村元彦さん(イベント企画・聞き手・西南学院大学)より

*********
日時:
11月21日(火)19:00~20:30(18:30開場)

出演:
酒井隆史さん 聞き手:田村元彦さん
ゲスト:森元斎さん

会場:本のあるところajiro(福岡市天神3-6-8-1B)

参加方法:会場参加/ライブ配信
チケット:会場・配信ともに1650円 
配信方法:YouTube(1か月アーカイブ付)

お申込:
会場参加チケット
ライブ配信チケット

主催:本のあるところajiro
お問い合わせ:ajirobooks@gmail.com(担当:田中)
*********

【登壇者プロフィール】
酒井隆史(さかい・たかし)
大阪公立大学教員、社会思想史、都市史。主要著作に『賢人と奴隷とバカ』亜紀書房(2023)、『通天閣———新・日本資本主義発達史』(青土社、2011年)、『完全版自由論』(河出文庫、2019年)、『暴力の哲学』(河出文庫、2016年)、『ブルシット・ジョブの謎』(講談社現代新書、2021年)、訳書に、デヴィッド・グレーバー、デヴィッド・ウェングロウ『万物の黎明』光文社(近刊)ピエール・クラストル『国家をもたぬよう社会は努めてきた』洛北出版、デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ』岩波書店(共訳)、『官僚制のユートピア』以文社、『負債論』以文社(監訳)、マイク・デイヴィス『スラムの惑星』明石書店(監訳)、など。

森元斎(もり・もとなお)
1983年東京生まれ。専攻は、哲学・思想史。学位は博士(人間科学)(大阪大学、2015年)。大阪大学大学院人間科学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、パリ第十大学研究員などを経て、現在、長崎大学教員。 著書に『具体性の哲学』(以文社、2015)、『アナキズム入門』(筑摩書房、2017)、『国道3号線』(共和国、2020 年)、『もう革命しかないもんね』(晶文社、2021年)、『「ただ生きる」というアナキズム』(青弓社、近刊)など。共訳書に、H・フラスベック+C・ラパヴィツァス『ギリシャ デフォルト宣言』(河出書房新社、2015) 、G・ハーマン『思弁的実在論入門』( 人文書院、2020)、D・グレーバー『反転する革命』(以文社、近刊)。

田村元彦(たむら・もとひこ)
1969年和歌山県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、同大学大学院政治学
研究科で寄本勝美に師事。現在西南学院大学法学部国際関係法学科准教授。専門は政治学、日本政治論、地方自治論。文化イベント、特にドキュメンタリーの上映に数多く関わり、ミニシアター「KBCシネマ」の企画ディレクターを長くつとめている。この秋に福岡市で開催された「水俣・福岡展」においても協賛イベント等を実施。
本のあるところajiroでは今年の春に哲学者・國分功一郎さんのイベントを行い、来年1月には英文学者・河野真太郎さんの著書の刊行イベントを実施予定。

*********
『万物の黎明 人類史を根本からくつがえす』
デヴィッド・グレーバー/著 デヴィッド・ウェングロウ/著 酒井隆史/訳

人類の歴史は、これまで語られてきたものと異なり、遊び心と希望に満ちた可能性に溢れていた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?