自分なりの

 会社の代表に就任して2期目もひとまず無事に終わりそうで、僕はとてもよく頑張っていた。
 経営者らしいことは本当に何もしていないんだけど、それでも運営を担当していく中で、組織をこうしてみたいという思いは生まれてきた。


それは「安心と安全が担保されている環境こそが人を伸ばすことを証明したい」ということだ。

人にプレッシャーをかけて得られるものは上限が決まっているような気がして、金額に換算したら大体10億円くらいな気がする。
これは少なくないし目標とするのに充分なんだけど、その途中で「死ぬかもしれない」可能性がある以上、良いとは言えないだろう。


 成長や増大を目指さなくてはいけないという呪いに惑わされることなく、健やかさのみを追求した結果、副産物として少額を稼いでいる状態というのが理想だ。
それを狙って実現するのは実は、プレッシャーや恐怖で人を動かすことの何倍も難しいことだと思う。
プレッシャーと恐怖は、用法がもう決まっているので、もはや新しくも効果的でもない。

 人が何に不安を感じて心が脅かされるのかを想像できるようになるには勉強をするしかないが、基本的には1人でできる方法である「読書」を実践し続けて、たどり着いてみたい。

僕なりの「増大派に告ぐ」だね

サブウェイのアボカドベジー食べます