見出し画像

【酒】下戸の酒はコスパが良くて楽しい。 ライチの場合

先月勝手におさぼりしてして申し訳なかったライチです。
フルーツのライチって、日本では冷凍しか手に入らないですよね。
中国本土ではちょうど今、生ライチが短い旬を終える頃だそう。
なんでも花の香りがしてみずみずしく、冷凍とはまるで別物だとの話…
いつか現地で食してみたいものです!


テーマは「酒」。
ここ数年、アルコールハラスメントなんて言葉も生まれ、
若い社員が社内の飲み会を拒否する話ももはや珍しくもなくなり、
わざわざ取りざたされることもなくなったような気がします。

私が20代の頃は、立場の弱い者に無理やり飲ませる風潮、
酒の力を借りて無礼をはたらいてもOKとされる風潮がまだまだ幅を効かせていました。
全く飲めない人も、ビールに口をつける真似をしないとダメだったり。
今、飲めない人は最初からソフトドリンクを堂々と頼みますよね。

理性のガードがはずれがちな酒の席には、人間のいやな部分もあらわれやすく、セクハラの温床でもありますね。

自分が露骨にセクハラされたことはさいわい、ありませんが
男性が大きな声で下ネタを話し始めて「帰ります」と即退出をキメたことは何度かありました。
最近はそういう無礼な男もだいぶ減っただろうな〜。

女性がお酒が好きとはいいづらい雰囲気も昔はあったのに、
今は女性が好きなお酒を好きなだけ飲んでいます。
本当にいい時代になった…と心から思います。


自分はどうか、といえば親譲りでアルコールに弱いです!
ビール1杯で気持ち悪くなったり、じんましんが出たり。
私は飲めない星のもとに生まれたんだなと諦めていましたが、
数年前に同僚からすすめられたジンが、不思議と体質に合っており、
相変わらず飲める量は少ないものの、不快な変調が起きにくいです。
以来、お酒との付き合いが楽しくなりました。

日本の飲み会は最初の一杯がビールであることが多く、
ビールが飲めない=お酒が飲めないと思いこみがち。
実はそうでもなかったんだなーと。40代になってからの気づき。

好きになるといろいろ調べて掘り下げるのが私の悪い癖で、
ジンについてはかなり詳しくなりました。

ジンはウイスキーと原料酒が同じで、
ウイスキー蒸留所が運転資金を手っ取り早く稼ぐ方法でもあり。
てなわけでウイスキーにもぼちぼち手を伸ばしはじめました。

アルコールが弱いと、1杯1杯を大切に飲むので、
少々高いお酒もコスパがよいですね。

先日は敷居が高いスコッチ専門のバーにデビューしました。
薄暗い照明、レアな銘柄がずらりと並ぶ図書館のようなカウンター。
聞けばなんでも教えてくれるのに、話しかけない限り寡黙な店主さん。
またいきたいいい。

お酒のシーンひとつとっても、人間個々の違いを認めて尊重しようとする
社会の変化があらわれているなーと、コラムを書いていて思いました!

今夜のおともは、セブンイレブンの冷凍ライムと庭のミントを散らした
ジンモヒートとしゃれこみます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?