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本当はこたつ布団の柄まで覚えている 北風に逆らいポン酢だけ買いに行く 蜜柑を食べすぎた爪…
暗闇だが尻尾を振っているのがわかる ニット帽を選びたい人が三人いる 雲ひとつない いやあ…
中央分離帯から動けず北風が冷たい 犬が風に負けて帰った 学生の立ち漕ぎが悲しいほど進まな…
ため息の一分後には寝ていた 学生が来世の話をしている 一円玉をなくすためのあと一品を探す
皮と実の隙間があるみかんを探す サルスベリの名前について話す親子 中身が餡子ではなかった