低投票率を嘆く偽善

>低投票率が続くリスクとして「知事が特定の団体・組織など、狭い範囲の県民をターゲットにした県政運営に向かうおそれがある。民意が適切に反映されなくなれば、有権者は不利益を受ける」

投票する動機がないということはそれだけ県民の幸福度が高いということ。これまでの県政が上手く機能した証拠である。歴代の埼玉県知事の功績を称えるべきだが、そういう論調のメディアは見たことがない。

今後、仮に視野の狭い知事が誕生し特定団体のための政治が行われれば当然、県民に不満が広がるので次回から投票率が高まることになる。

だが民意が適切に反映されないと不利益を被るのは、政治家も同じだ。身贔屓も度が過ぎれば、不満を募らせた社会的弱者がテロに訴える危険性も高まる(安倍元総理暗殺が典型例)。

つまり高投票率もテロも、政治の失敗の結果。

低投票率を嘆くのは偽善である。

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