時代錯誤な連帯責任主義

>違法薬物の乱用防止という公益性の観点から、助成金を交付しない決定をした
>交付すれば、薬物犯罪に寛容との誤ったメッセージを発したと映画観客に受け取られ、助成制度への国民の理解を損なう恐れがある

演者のプライベートでの行動と映画作品の持つ公益性は関係ない。公益性が審査要件ではなかったというなら猶更だ。
交付しなければ、寧ろ「薬物犯罪者が関わる作品を排除すれば問題解決」という誤ったメッセージになり、薬物犯罪への国民の理解を損なう恐れがある。

あらゆる社会問題の共通原因・根本原因は無知・無教養・未成熟・精神疾患・人格障害。それらが放置される原因は低水準教育。低水準教育の犠牲者に必要なのは憎しみ(情報遮断・処罰・排除・放置)ではなく愛(情報共有・高水準教育・精神治療・救済)。

最高裁で論理的思考力を持つ裁判官に当たることを期待したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?