加害者に必要なのは処罰ではない

事件発生直後のコメント欄で、加害者に対して

>どんな理由や背景があれ、他人に危害を加えることは言語道断で、一切擁護はできず厳格な処罰が必要です。

と主張する精神科医。
一般人のコメントでも、最も「いいね」が多かったのは、

>酷い。許せない。受験生の息子を持つものです。先ほど元気に送り出しましたが、こんなことにまきこまれるなんて。被害者の方には救済措置を望みます。

という「加害者憎し、被害者愛し」の単純明快な勧善懲悪モノ。

加害者は多分に周囲の大人の学歴至上主義に洗脳された被害者だ、ということにまで頭が回らないのだろう。社会通念がこのレベルだから、その反映としてこのような事件が起こる。
加害者に必要なのは非難や処罰ではない。精神的治療や救済である。被害者こそ必要?それは「当たり前、常識、言わずもがな」だ。

以下、感情自己責任論より抜粋

犯罪者を同属嫌悪する偽善者ほど「与罰すれば解決する報復できる償える許される」と思考停止し正義面し厳罰化で自己欺瞞する。
人に歴史あり。全く同じ遺伝子・環境・経験下では誰もが同じ過ちを犯す。その想像力がない者ほど他者を辛辣に非難する。
加害者・無教養者・未成熟者・人格障害者その他あらゆる不幸者は皆、一次被害者。彼らの苦悩を放置するから二次被害が発生する。
テロ差別ヘイト犯罪の目的は当人の劣等感・情緒不安の払拭。共感力・自制心・自己肯定感・問題解決力の低い無教養者の自己防衛。
低水準教育を受けた者ほど、想像力・先見性・寛容性・順応力の乏しい差別主義者・分離主義者になる。彼らは低水準教育の犠牲者。
死刑は共感力・想像力・協調性・民度が低い排他主義集団によるリンチ殺人。自己矛盾を省みない社会では自他殺も下げ止まる。
体罰は、教育素人の偽善・甘え・怠慢・八当たり・責任転嫁・自己満足・自己欺瞞。即ち、体罰容認者もまた素人教育の犠牲者。
苛め虐待テロ戦争にも通じる「言ってダメなら叩け」は、説得力向上心傾聴力交渉力問題解決力の低い粗暴短気横柄な人格を養成。

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