パワハラ加害者に必要なのは「愛」

 埼玉県警で不祥事。
 以下、引用は懲戒処分された警部補の発言。

>「おまえの人生を否定する」
 否定するのは言論の自由だが、殺意にも近い幼稚な発想。

>「精神科行った方がいいんじゃないか」
 大概、このように主張する本人が最も行った方が良い。

>「早く指導して一人前になってほしかった」
 裏を返せば「早く指導されて一人前(の指導者)になりたかった」ということだろう。
 優秀な指導者ならば「胸倉や顎を掴むことや面罵や悪態は指導(に必要)ではない」と知っている。罵倒しなければ指導できない者は指導者として未熟であり、他人を指導する資格はない。他人を指導する前に己を磨くのが先だ。
 義務教育の段階で哲学・心理学を学習させておけばこのような人格には育たない。つまり彼もまた低水準教育の犠牲者だ。当然、彼に必要なのは懲戒・憎しみ・非難ではなくカウンセリング・愛・救済である。
 警察学校では愛の何たるかやアンガーマネジメントを教えている筈だが、その内容が浅い(十分生徒に伝わっていない)のだろう。只でさえ「我こそ正義」と勘違いした者が多いのだから、もっと授業内容を改善した方が良いと思う。「6秒待てば怒りは収まる」などの小手先の手法ではなく、感情自己責任論を取り入れるなどして。


参考:体罰に関するよくある勘違い http://kanjo.g1.xrea.com/rule.htm

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