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スウェット・・・トレーナー

伸縮性、吸汗性、防寒性に優れた厚手の生地、もしくは、スウェットシャツ、スウェットパンツのこと。 スウェットは、アメリカでスウェットシャツ(英: sweatshirts)と呼ばれる衣服に由来する。スウェットシャツとは、Russell Manufacturing Companyが1920年に開発したコットン製の厚手の生地で作られたプルオーバーのシャツである。同素材で作られたズボンにスウェットパンツ(英: sweatpants)がある。 英語ではスウェットシャツ、スウェットパンツをスウェッツ(英: sweats)と呼ぶことがあるが、生地を指す言葉として使われてはいない。またこれらの衣服はセーターの一種に分類される。

生地としてはニットに分類される。スウェットの大きな特徴は生地が二層構造になっている点であり、内側はパイル織りの生地を採用し、外側に平編みの生地を組み合わせる。したがって厚みのある生地となり防寒性が優れる。また、外側に平編みを採用しているため伸縮性に優れ、内側のパイル織りによって吸汗性が優れる。素材は綿100%で構成されたものもあるが、吸汗性だけでなく速乾性を考慮してポリエステルと混紡したもの(ポリエステル65%、綿35%が多い)、あるいは繊維にスパンデックスを1~2%程度混紡して伸縮性をより向上させたものもある。 一般的に秋から冬にかけて着用される衣料に好ましい生地ではあるが、オールシーズンで使用可能な生地でもある。そのため、運動用の衣料に使用される傾向も強い。また、真夏のように通常のスウェットでは汗をかきすぎる季節に向けて薄手の生地にしたものをサマースウェットと呼ぶ。サマースウェットは通常のスウェットよりもポリエステルと綿の混紡素材である場合が多い。

日本ではトレーナーとも呼ばれる。命名したのは石津謙介で、由来はスポーツジムのトレーナーが着ていたことから。スウェットシャツとスウェットパンツの組み合わせはスウェットスーツ、トレーナースーツと呼ぶ。

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