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インド・モンスーン

  今日は、日本全国雨ですがと、天気図をみると二つ玉低気圧ですね。中国大陸からつぎつぎと雨雲がやってきます。

https://tenki.jp/suppl/yamamoto_komo/2019/04/11/28975.html

によると 立春(2月上旬)から3月初め(旧暦の正月から2月の初め)に降る飴を「春の雨」と称し、3月下旬から4月頃(旧暦の2月末から3月)にかけていつまでも降り続く地雨のようなしっとりした雨を春雨というそうです。また、「春の長雨」といったり菜の花が咲く季節であることから「菜種梅雨」と呼ばれたりしています。

春の嵐は、4月後半から5月にかけて、主に温帯低気圧の急速な発達により大風が吹く気象現象のことで、和製英語でメイストームとなづけられている。

ということで、今日の雨は春雨ということになります。

雨の降り方に対しても名前がついていて、晴れたと思ったら降りだし、降りだしたと思ったら止むを繰り返す定まらない雨のことを時雨といますが、この季節に降る時雨に対して春時雨という言葉あるそうです。

また、しとしとと降る霧雨のことを、小糠雨・ひそか雨・ぬか雨などと称します。「春の長雨」を漢語で春霖というそうです。

春雨 春時雨 小ぬか雨 なんていう言葉を適切に使えるようになるとかっこいいですね。

そういうわけでこの季節の雨は、弱い雨が多いので
「春雨じゃ濡れて行こう」
というせりふも生まれるんですね。

https://kotobank.jp/word/%E6%98%A5%E9%9B%A8%E3%81%98%E3%82%83%E6%BF%A1%E3%82%8C%E3%81%A6%E8%A1%8C%E3%81%93%E3%81%86-605543

最近のひまわりの画像では、中国大陸からつぎつぎと雲が流れ込んできています。インド洋から雲が流れてくるという話を聞いたことがあるので、インド・モンスーンの影響かなあなっておもったんですが、

 インド・モンスーンといえば、まだ、飲んだことはないコーヒーの銘柄です。

 気象では、インド・モンスーンではなく、アフリカからインドを経て東アジアにいたるアジアモンスーンというのがあります。これは、日本の梅雨にかかわる風です。
 今の雨は、南アジア北部タイ、ベトナム、ラオスに吹き始めた南風が元になっているのかななんて思いました。。

モンスーン
 モンスーンは、季節風のことで、アラビア語の「季節」(موسم mawsim、マウスィム)に由来することばみたいです。

 もともとは毎年同じ時期に行われる行事のことを意味していたが、アラビア海の季節風が、沿岸諸国の海上貿易、交通に大きな影響を与えていたのことから、時期によって向きが変わる風のことを指す語となった。インドや東南アジアでは雨季そのものを意味する語としても使用されている。

 モンスーンの発生地域は大陸東岸、低緯度の大陸南岸(南半球では北岸)に多くみられ、東アジアからインド洋沿岸部、アフリカ大陸東部、カリブ海、南北アメリカ大陸東岸、オーストラリア東岸などが代表的である。

アジアモンスーン
 アジアのものは非常に規模が大きく、アジアモンスーンとも呼ばれる。アフリカ東岸からインド洋を経て東アジアまでの約1万kmに渡って、高温多湿な空気の流れが形成される。アジアモンスーンの源流は、5月中旬にアフリカ東岸のマダガスカル付近で発現し、湿ったインド洋の空気の供給を受けながら北東に動き、西アジアにも影響を及ぼしながらインドを含めた南アジアに達する。その後もベンガル湾、インドシナ半島、中国南部を経て、日本を含めた東アジアにも及ぶ。梅雨の原因の1つである。

風向きが急変するモンスーン
 インドをはじめとした南アジアや東南アジアでは、それまで専ら東寄りの風が吹いていたにもかかわらず、ある日から急に西寄りの風が吹き始め、数日間で完全に西よりの風に変わってしまう。そのため、これらの地域では、モンスーンを風や天候の劇的な変化と強く結びつけて考える。日本のような中緯度帯では、移動性高気圧や低気圧の影響を受けやすいので主風向が変わりやすく、このような劇的な変化は見られない

南アジア北部の季節風
東南アジア北部のタイ、ベトナム、ラオスなどでは、南アジアより早く3〜5月頃から南寄りの風に変わっていき、夏季の7〜8月ごろには全域で西風になる。

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