台風19号で被災して。その2

回りの家は、今なお、
建て直し中。
冠仁です。

次の日の朝、とってもいい天気☀️

子供を友人に預け、
現場に行くとこのような状態。

溜め池みたいになっていました。
もちろん何も出来ず。

違う方向から、
うちが見えないか、

ぐるぐる回る。

ポンプで水を出している。
階段の下が、
川みたいになっていました。
普通の道です。

家がどうなっているのか、
三階のワンコは無事か？！
気になってしかたがない。。

昼過ぎだいぶ水がひいたので、
試しに行ってみるもまだ腰くらいまで水が。
回りから
危ないからやめな！！
と止められ、断念。

16時過ぎくらいにだいぶ水がひいたので、
やっと家に。

でも、扉があかない！！
ボタンで暗証番号を入れるタイプの鍵だったので。。。
まいった。
鍵やに連絡するものの、
いつになるかわからないとのこと。
でも入らねば。
家の回りをぐるぐる。
と、裏の窓の鍵が、運良く開いていた！！
(今思うと無用心だが、、、)
入る。

またもや、唖然。
ぐちゃぐちゃ。

風呂場↓

でも、唖然としてる暇はない。
まずは、ワンコは無事か？！

三階にかけ登る。

無事に生きてました！！！！！

でも、よほど怖かったのか、
コタロウとムギは震えてました。。。
特に、ムギ。
奥の方に入って、なかなか出てきませんでした。
ごめん。。。

なんとか、２匹を持ち外へ。

外に出て気持ち良さそうなワンコ。
コタロウは日向ぼっこ。
ムギは飛び跳ねてました(笑)

ワンコ救出してホッとしましたが、
こっからが大変。
ワンコを友人に預け、
家の片付け。
片付けというかゴミ判別。

ここから、当分の間、
たくさんの友人やボランティアの人たちに
無茶苦茶助けられました。
本当に感謝しかありません。

さあ、家にて。

一番使用したのが大量のゴミ袋。
でも、
ゴミ袋というのが難点なんです！！

嫁と2人で
残しておくもの、捨てるものを判別。
(ほとんど捨てるものなのですが。。)
残しておくものも、捨てるものも
すべてゴミ袋に入れるしかないのです。

なので、
『これは大事なものだから捨てないでください』
と伝えても、
たくさんこボランティアの人がいるため、
全員に伝わらない。
でも、見た目は、ゴミ袋に入ってるからゴミと思ってしまい、持っていかれて、捨てられる。

子供たちのへその緒や婚約指輪など、
思いでの品や大事な書類は、
ほとんど失くなりました。

ボランティアさんに非はないし、
仕方ないと割りきるしかない。

もう、誰が入り込んでるかわからないくらい
ひっちゃかめっちゃかでしたから。

もし、皆さんが被災に合われたら、
大事なものは、ゴミ袋にいれないで、
自分で確保した方がよいと思います。

そして、夜。
灯りがないので、中断せざるおえない。

これでもだいぶ片付いたかな。

充電出来るところがないので、
携帯の充電はもちろん切れており、
避難所で、充電。

たくさんの
本当にたくさんの
メッセージが入ってました。

大丈夫？
から始まり、

いつでもいくよ！
なにかあったら言って！
ほしいものある？
なにか出来ることある？！
頑張れ！！！

ちょっと糸が切れて、泣きました。

本当に嬉しかった。
でも何も出来ていない自分が惨めで惨めで。

たくさんのメッセージ、
本当に嬉しかったのです。

でも、
『何か必要なものある？』
と言われても何が必要なのかわからないのです。
『何かやれることあったら言って！』
と言われても、何をやってもらえばよいのか、
わからないのです。

その中で、
毛布や布団持っていきます！
と具体的に言って頂いた友人がいました。

電話しました。
彼は被災したところにボランティアに行った事があるとのことで、いろいろ知識があったのです。

来てもらいました。
とっても助かりました。

今、思うのですが、
被災してすぐに必要なもの。
毛布、大量のタオル、大量のゴミ袋、
電池、電池でつく灯り、
モバイルバッテリー、缶詰め、水、
マスク、ウェットティッシュ
などでしょうか。

途中から必要になるのが、
扇風機。除湿器。
なぜか。これはまたお話しします！

つづく。