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過去の遺物

今日はマニキュアの瓶を捨てられる年内最後の日だったので、朝ゴミ出しの際に引っ張り出してきました。

何年か前に見たところ、ドロドロを通り越してほぼほぼ塊になりかけていたので捨て方を調べたら『中身は紙か布に吸わせて廃棄』と非常に手間がかかりそうな雰囲気を察知し、そのまま現在まで放置。
ゴミの分別表を確認した昨夜、せっかくの機会だし、さすがにそろそろ捨てるか……と重い腰を上げることを決意しました。

瓶とフタ(ハケ)はそれぞれ違うゴミなので、まずはそこを分別するため1つ目のフタを回し開け、準備していた古タオルにひっくり返してみる。

デロッ……デロデロッ……デロッ……

あ、あれ?思ったよりいっぱい入ってるな??

まあひっくり返しておけばそのうちタオルが吸うだろ、と思いながら2つ目のフタを回し、タオルにひっくり返す。

3つ目、4つ目……


ある程度の中身は出るものの、さすがにひっくり返してるだけでは綺麗にはなりません。
ふと時計を確認すると、ゴミ収集のタイムリミットが迫っていました。

今からこの眼前に広がるマニキュアの群勢(軽く10本超え)を始末するには時間が足りないと判断し、他のゴミをとりあえずまとめ、出勤する家族に委託。

見送りの後、家の中にはなんとも言えない刺激臭を放つマニキュア瓶の群れと溶剤として召喚した除光液(残りわずか)。

とりあえず換気だな!と家中の窓をオープンにすると、そこから容赦なく冷気が入り込んできたので(外気温-1℃)、こたつシェルターにひとまず避難し、ひとり作戦会議。

のつもりが、あたたかさに敗北し寝落ち。
しかしわりとすぐに目覚めたので再び作戦会議。

まずは足りない除光液と手袋の買い出し。
帰宅後ビニール袋の中に古タオルを敷き、マニキュアひとつひとつの中身を出し、除光液でゆすいではタオルに染み込ませる。

朝に開けたいくつかは、一気にやろうとしてめちゃくちゃになり、薄ピンクだったはずのマニキュアには青が混じってドブ色になったり、けっこうどきついラメでゴテゴテに装飾されたりしながらも、そちらも全て洗浄。

なんやかんやで2時間ぐらいは作業していました。

マニキュアを買ってセルフネイルしていたのなんて6年以上前、下手したら10年近く前に買ったマニキュアもあったかもしれません。

さすがにそこまで経ってればガチガチに固まってフタも開かないことも予想されましたが、意外と固まらないものなんですね。


もともとマニキュアは仕事で禁止されていたので、年に数回のイベント参加時や、夏場にペディキュアを楽しむ程度でした。
それだけのためだったんですが、いつのまにかどんどん増えていき、捨てるタイミングも掴めず、今では全く塗らずに、いわゆるタンスの肥やし状態。

捨て方が面倒というのもありましたが、ネイルシールではカバー出来ないほど横幅のある爪なので、またいつか塗るかも……という気持ちが捨てきれなかったのもあったように思います。

典型的な捨てられない人の思考。
年単位で捨てられなかったマニキュアのように、こういう凝り固まった思考も捨てていけるよう頑張ります。

本日もお付き合いいただきありがとうございました。

最後になりましたが、この記事で30日連続投稿達成です。
次は60日を目指します。

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