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東京散歩②代官山から東京都現代美術館デイビッド・ホックニー展

前回の9月の連休に次女(小6)と行った東京旅行の続き。

長女と次女と3人で代官山でやっている美容師さんの作品展へ行く。
徒歩1分ぐらいなのに、どこにあるかわからずぐるぐる歩く。代官山、実はほとんど行った記憶がないのだ。

とりあえず美味しそうだったので、駅前でジェラートを食べる。

ピスタチオとあまおうのダブルで850円ぐらい。代官山価格、でもめちゃくちゃ美味しい!暑さも吹っ飛ぶ。

その後、何とか目的地へ着く。
本当にすぐだった。駅の階段を降りなければ!近すぎるところの案内は、グーグルさんが苦手だと思われる。(笑)

ヘアスタイリスト有働武弘氏の作品展


オマージュの旅として、絵画からイマジネーションされた作品が展示されている。
すでに奈良のギャラリーで見た写真もあるし、新しく動画もあった。


ロートレックのシリーズ
パリで撮影


ロートレックのシリーズ


写真家植田正治のシリーズ


ゴッホのひまわりのシリーズ



モネのシリーズ
モネの睡蓮の絵の場所に行って撮影

私自身、美術館はもちろん絵画好きなので見ていて興味深い。常にクリエイティブで今年は海外のヘアショーで賞を取られていた。確か私より10歳ぐらい上だ。もう20年以上の付き合いになる。

シャンパンを飲みながら少しおしゃべり。いつも地元で会う美容師さんと代官山という非日常で会う不思議。さらに妹さんも美容師で関東在住でスタッフとして駆けつけており驚いた。クリエイティブ兄妹だ。

ふわふわした気持ちのまま、時間もなく、色々お店を探索したい気持ちを抑え、後ろ髪を惹かれる思いで代官山を後に清澄白河へ向かう。

「天使にラブソングを」のミュージカルの宣伝ポスターに次女が釘付け。
最近すごくハマっているのだ。帰ってから調べると、かろうじて12月の大阪公演の行ける席が2席残っており予約。主演はもちろん森公美子の方。S席15000円!スポンサーは母。いつもありがとう❤️
映画とミュージカルは音楽が全部違うというが、久しぶりのミュージカル、楽しみだ。

清澄白河駅で降りて、東京都現代美術館まで歩く。

長女が写真を撮っていたので真似をする


お洒落な書店


東京都現代美術館へ到着
ディオール展以来、約半年ぶり


ずっと行きたかったデイビッド・ホックニー展!

今年86歳のホックニー。存命画家として数年前に作品が当時の最高価格で落札されたことでも話題の人だ。最近はアイパッドなどデジタルも使用して作品を作るなど、常に自分を更新し続け、貪欲に描き続ける姿には人生の大先輩として憧れを抱かずにはおれない。

デイヴィッド・ホックニー
DAVID HOCKNEY

1937年イングランド北部のブラッドフォードに生まれ、同地の美術学校とロンドンの王立美術学校で学ぶ。1964年ロサンゼルスに移住し、アメリカ西海岸の陽光あふれる情景を描いた絵画で一躍脚光を浴びた。60年以上にわたり美術表現の可能性を探る試みを続け、現在はフランスのノルマンディーを拠点に、精力的に新作を発表している。2017年には生誕80年を記念した回顧展がテート・ブリテン(ロンドン)、ポンピドゥー・センター(パリ)、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)を巡回し、テート・ブリテンでは同館の記録となる約50万人が来場するなど、ホックニーは現代を代表する最も多才なアーティストのひとりとしてその名を確立している。

東京都現代美術館HPより
《春の到来 イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年》2011年 油彩/カンヴァス(32枚組 各91.5 x 122 cm) 365.6 x 975.2 cm ポンピドゥー・センター © David Hockney Photo: Richard Schmidt

ホックニーの故郷、イギリスのヨークシャー東部で2011年に制作された、幅10メートル、高さ3.5メートルの油彩画《春の到来 イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年》(2011年)が、日本で初めて公開されます。

東京都現代美術館HPより


幅が10m、カメラにおさまらない!



力強さと独特の色彩感覚
近付くと油彩なんだ!と改めて思う
32枚のカンヴァスをつなぎ合わせている

引き込まれるような絵だった。この絵を見たくて奈良から東京まで来たのだ。

高さ3.5m、本当に大きい。

おおきくて力強くてモダンで美しい絵だった

そしてデジタル作品も素晴らしかった。長女はこちらの方が気に入っていた。写真撮影がオッケーだったのは、上の作品とiPadで描かれた大型の12枚の作品(↓)のみ。

このようにずうっと絵が繋がっていて、四季が伸びやかに描かれているのだ。すごい大作だった。

ホックニーの自画像も初公開。なんて素敵なんでしょう。イギリスのキュートなおじいちゃん!これは撮影出来なかったのでHPを見てね。

アメリカ時代の有名なスプリンクラーの作品やプールの作品も、個性があって目をそらすことが出来ない何かを訴えてくるけれど、最近の作品はもっと好きだ。来れて本当に良かった。見れて幸せだ。

美術館入り口横の撮影スポット
今日のファッションのポイントは
30年近く前のフランク・ステラ展のTシャツ!
付き合っている時に旦那にもらった
(ほとんど着てなかったの😅)
ポストカードとマグネットを購入

二階のサンドイッチが良いとnoteで聞いていたのでお茶。

残念ながらサンドイッチは完売しており、上のパフェとドリンクを。

右のキーホルダーは次女が当てたもの
どれが出るかわからなくて怖くて私は買えず
次女は引き寄せる人だ

ミュージアムショップを見るのが好きだ。
今回は、大好きなひびのこずえさんのハンカチを爆買い。

長女は大判のを2枚
頭に巻いたりバッグに結んだりしたいそうで
すごく気に入っていた
私は蟹座のハンカチ
裏はパープル
母には双子座のハンカチをプレゼント🎁
ラッピングも素敵
次女はこちらを。
緑好きの職場の方にはバックが緑のゴリラを。


夕食は美術館横にあるうどん屋さんへ。
この店、なんと老舗の蕎麦屋だったらしいが、家族に蕎麦アレルギーが出て、完全うどん屋に転身したらしい。なんかすごい話。

明太バターうどん
これ絶対うまいやつ!

結局東京駅に着いたのは、出発30分前で、バタバタとお土産を買って乗り込んだ。
長女はICカードを何度もなくすので、もう切符で乗っていると言いびっくりした。
思えばいつもギリギリにならないと何も出来なかったし、グレーなのかもしれないと思った。例えそうだったとしても、東京で生き生きと楽しそうにしているので良かったなと思う。途中の駅で別れたが、何とも切なかった。

次女とはまた色んなところに出かけたい。
バチカンに行きたいと言っていたので、ローマまでの航空券を探したら、やっぱりすごく高くて一人20万近くする。

次女は小学校6年生。長女の時は一緒にバルセロナへ行った年齢だ。当時ヨーロッパはテロの影響で観光客が激減していたのでハイシーズンでも3泊5日で一人3星ホテル込み118000円ほどだった。ルフトハンザで。今は倍以上するなぁ。

いつかまたヨーロッパに行ける日もくるんだろうか。想像がつかない。しばらくは、色んな用事にかこつけて東京へ行くだろう。
既に来月は次女の金管のコンテストで部の引率で東京行きが決まったし、12月は出張もある。またその度に娘に会えるのは楽しみだ。


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