見出し画像

「なるほどな」な世界

最近、停滞気味となっていた英語の勉強を再開しました。といっても、独学の、ゆるりとした勉強です。
過去に2回ほど駅前留学しましたが、会話らしい会話を果たせないままの帰国(?)となり、今にいたっています。

本を読むのと同じくらい英語を学ぶのが好きです。英語でどうこうしたいとか明確な目的はないのですが、「そうか、そうなのかぁ」と感嘆するような言い回しを知ると嬉しくなります。

わたしの記事
willy-nilly! 行きあたりばったりも、
たまにはいいね
』より

英語を学ぶのが好きな理由を過去記事から引用してみました。

そして、この頃お気に入りの勉強方法が、写真の本を利用した、名付けて「文法も単語もまとめて覚えよう作戦」です。

何年か前、TOEICに挑戦してみようと、
通勤時に携帯していた本です。

本のサイズが分かるよう、横にシャープペンを置いてみました。
本を開いた最初のページに記されているとおり、コンパクトなポータブルサイズで一問一答式な手軽さがちょうどいい、まさに「移動のお供」に最適な一冊です。

ですが、今、お気に入りの勉強方法では、移動中にこの本を開くことはありません。
わずかな時間ではありますが、歯を磨くとか片付けをするとか、何かを始めるちょっと前に一問一答の問題を解いてみるという、言わば「滞在型」なスタイルだからです。
解答後は問題となっている短い英文も読みこみ、ついでに単語も覚えてしまおう!というもくろみで、短くて簡単なフレーズだったら、本を閉じ、英文をそらんじてみます。
とにかく一日一問。できる日もあればできない日もありますが、のんびりと継続中なところ――。

この本の中でこんな解説に出会いました。

人は感受性を持っていると言われるとおり、外部からの電波を受信するわけですから、「人の感情は受動態で表すことができる」という点です。

例えば、please(喜ばせる)は、目的語であった人が主語になるときは、
I am pleased  ~ のように受動態(be動詞+過去分詞)になる。
その理由が「感受性とは外部からの電波の受信だから」というのが、どこか文学的な気がして、「なるほどな」と思いました。

英語を学ぶことはそんな「なるほどな」の連続で、それが楽しくて、わたしは英語の勉強を続けているところがあります。

そしてこれも引き寄せの法則によるものなのかどうか。
「なるほどな」と思うことが増えるにつれて、ここnoteにて、
「なるほどな」に共通する記事との出会いが増えていきました。

知りたいことを調べている時間が至福のときだと気づいた話。
自分の一番したいことは知的好奇心を満たすことだという話。

人は知らないことに対してストレスを感じて不安になるから、
知るということはストレスをなくす方法なのかも……という話。

などなど。
「なるほどな」な世界がずんずん広がっていったのです。

最後に、心に残っている「なるほどな」な英語表現を一つ。
「プライドを捨てる」は、英語では「プライドを飲み込む」と表現されることが多いとの話から――。
「捨てる」と「飲み込む」の違いに「なるほどな」と思いながら覚えた
"swallow your pride" (プライドを飲み込む)は、その後、プライドが邪魔をするような場面やプライドが傷ついたかもしれない場面で、頭の中にふっと浮かんで、わたしの気分をちょっとだけ紛らしてくれました。

なんて奥深き「なるほどな」な世界。
これからも、「なるほどな」を楽しむよ。
よろしくね、「なるほどな」な世界。

三行詩めいた終わりとなりましたが、突如、そんな気持ちになりました。
二行目で韻を踏めず残念です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?