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信号を待つつかの間の夏木陰 うだるような暑さの中、建物の影ができる方(片陰)の道を選んで…
梅の花とまり木となる小枝かな 梅の花の細い小枝も、小鳥にとっては立派なとまり木になること…
吾のこころ形づくるよ雪と雲 本年最初のnoteは、ふるさとの山をヘッダー画像にすると決めてい…
風さやか行きかう人の頬に笑み 「さわやか」が秋の季語と知ったのは一昨年の10月。とある朝、…
以前、「軽微なお知らせ」で紹介しました、フォト俳句雑誌『楽しむ!フォト五七五入門』の中に…
あかねさす空に一羽よ秋の鳶 貴重な17文字、「あかね空」も考えましたが、「あかねさす空」を…
山あいに夏雲がわく青空へ そのまま、目にしたとおりの一句です。 でも、ちゃんと目を閉じて考えました。 なぜか、俳句を考えるとき、目を閉じてしまうのです。 当初は、「縦長だった入道雲が形を変えて横になったら、山を抱えているように見えた」ことを「夏の雲、山を抱える」で表現したかったのですが、あと5文字が広がりませんでした。 一方、頭にぱっと浮かんだ一句も、自分の中ではお気に入りです。 「山あいにむくむくわくよ夏の雲」と頭に浮かんだとおりの17文字ながら、これはこれで捨てがた
これは第16代桜守の言葉で、メモ魔の私の青い手帳に長らく眠っていたものです。 第16代桜守と…
私には何かと「こじつけたがり」なところがあります。 こじつけたがりのこじつけるとは、関係…
なに思う遠くを見やる寒鴉 ずいぶん以前、とあるイオンの屋内駐車場で一枚の写真を撮りました…
11月の初め、木曜の朝。いつもの通勤、いつものバス停。 わたしは、短い列の一番前にいました…
私には一つの県に二泊して全国を制覇したいという願望があり、記念すべき最初の県は島根県で、…