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9/12の日記

同居人がゴミ出しに行く音で起きた。バナナ。


朝から勉強会。そのあと抜けて作業。打ち合わせ直前に電話あり。トラブル発生。打ち合わせ。打ち合わせ中、私用携帯のほうに非通知着信が連続で三度ある。嫌がらせされる心当たりがあるのでゾワゾワした。しかし冷静になり、非通知拒否設定の方法を調べ、対応。なんかぐったりして発言する気がない。ぼんやり話を聞く。あまりにも発言しなさすぎなので最後の最後に意見を言う。そんなアイディアが採用されたのでびっくりした。15分も延長して会議は終了。


ごはん、小松菜のわさび醤油お浸し、粕汁、里芋と豚肉の塩炒め、かぼちゃとししとうと鶏肉の甘酢炒め。お腹いっぱい。コナンのアニメを見る。


新製品のプレゼン会議。プレゼンのはずなのにみんなでアイディアを出し合いましょうと言われたり取引先批判が出たり凄かった。1時間も延長。電話が3件。トラブル対応のために急遽出社。Tシャツをまじまじ見られ、さっきの会議のとき何のTシャツ着てるのか気になってましたと言われる。用事を済ませてすぐ退勤。 


原宿のニューデイズでキウイジュースを買う。代々木第二体育館へプロレスを見に行く。半券の裏に連絡先を書くルールだが、私のチケットは右と左両方に切り取り線がついている。「小さい方の半券に書いてください」と記載があったので小さくて書きづれえと思いながら書いた。半券裏の確認を済ませ、アルコール消毒と検温を済ませ、いざもぎりまで来るともぎりの若手レスラーに「連絡先書くところそこじゃないです」と言われる。「いや小さい方の半券に書いてくださいってあったんですけど」「でもそこじゃないんで」「また並び直しってことですか?」「はい」書き直し、並び直した。無事入場。Dに半券の連絡先記入に注意と連絡。良席だった。第1試合から鈴木みのるだったのでカード順に疑問があった。風になれが流れて入場している鈴木みのるを見たらグェって変な声が出て涙が出た。第5試合はディックさんのダイビングセントーンを初めて生で見れたので嬉しかった。そしてデスマッチ。葛西純vsエル・デスペラード。隣のおじさんが強烈な葛西純ファンで「葛西、頼むよ」と言っていた。血まみれのおじさんふたりがリングでキスをしていた。最後のマイクで葛西純が「生きて、生きて、生きてリングを下りなきゃいけない」そう言ってリングサイドにいた幼い娘さんを抱きかかえて帰っていった。日常を生きていく表明を感じた。嫌なことがあって、辛いことがあって、物みたいに扱われて、死んで男に生まれ変われば少しはマシになるんじゃないかと思った。私の「男」への憎しみはこんがらがって複雑に絡み合っている。ほどくためには一度死ぬしかないんじゃないかと思っていた。あいつらにはわからない日常の美しさや幸せがあって、私は日常を生きている。結果は葛西純が負けたのだけれども、隣の席の葛西純ファンのおじさんが固まって無言になってしまったので悲しく思った。プロレスは勝ち負けではないとわかっているのに好きな選手が負けてしまうととても悲しくて自分の人生を否定された気分になる。Dに「やっぱ葛西純はめっちゃかっこいいわ」と伝える。隣のおじさんへの言葉であった。


最寄り駅の松屋。ねぎネギ塩豚焼肉丼。ネギ多すぎ。Dが「深夜の松屋は無心で食べちゃう」「早く帰りたいからじゃない?」一緒に住んでいる人にしか言えない言葉だ。


帰宅した。風呂。風呂にゴキブリがいたので全裸で声が出た。Dが殺虫スプレーで殺してくれた。換気をよくしないまま風呂に入ったので殺虫スプレーの成分を吸い込んで私も死ぬかと思った。サンデーのアプリでコナンの漫画を読む。これは日課。津村記久子「やりなおし世界文学」日記を書かず寝た。


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