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(夜見る)夢を現実にする方法

 まず、完全独自の方法ですので、夢日記とかはしたことがありません。これが初の夢日記です。
 
 始まりは、中学校の頃に夜、明かりの付いた自室にいると開眼のまま金縛りに遭いました。明るい所で金縛りになったのはこれが一度きりです。
その後、10年間この金縛りと格闘しました。経験者にはわかると思うんですけど、特有の怖さがあります。
 10年を過ぎて自分の金縛りは、入眠間際に頭と視界が真っ白になり、脳(頭)がロックされ、身体が動かなくるというものでした。
 この恐怖の金縛りにならない方法があるのですが、視界と頭が白くなってきた兆候の段階で目を開ける。しかし、これで終わりではなく、何度も何度も寝付こうとすると襲ってきますので、こんなんでは全然眠れません。疲れも残るし寝た気がしません。
 10年プレイヤーの僕の気持ちは、恐怖より苛立ちが勝りました。兆候が表れても無視をして、金縛りになっても無視をして、ガン無視で寝てやろうと奮い立ちます。
 実行の夜、ガン無視スタイルをとっていると、頭が真っ白になって金縛りになろうとした瞬間、僕の身体は縦に回転し、その次には寝てる姿勢と同じく意識が1m程宙に浮いていました。
 それからというもの僕はこの体外離脱の虜になり、体外離脱中に自慰行為をしてみたり(射精したはずなのに全く濡れていない!)窓際から外に出ようとしては中身に帰ってしまったりを繰り返したり、訓練を重ねる内、自分の家からでて2階の階段を降り、外に出て数歩歩けるまでになりました。

 そして、今日。朝方寝ようとしたところ、入眠間際に身体が自分の呼吸に合わせて浮き沈みをし、(それは実際にはベッドが浮き沈みしている感覚)人の声が僅かに聞こえます。 ああ、また何かやらかして救急車にでも運ばれたかな。(救急車で精神科への搬送経験から)と思うと床が上昇し、僕はその上にごく自然に立ちました。立ってあるき出すとそこはもう、今までの夢で感じたことのある五感とは比にならない明瞭さ。現実その物でした。少し部屋を歩くと 「ヒカルちゃーん」といいながらタオルで髪を拭く女が一人。更に進むと、そこではパーティーが催されていました。 椅子に座ると、テーブルからは、自動で食事が出きました。 テレビを見るかと聞かれ、うんと言うと、大事な先生のお話だからと言って食事は自動で仕舞われ、大講堂に様変わりしまし、そこでお爺さんがぶつぶつ喋りだした所で目が覚めました。体外離脱よりも明晰で別の現実といった感じでした。
 これに関わる方法というか、何が因果になったか可能性は考えられるのですが、それは伏せさせてください。不思議な異世界の話でした。続報があれば書きます。


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